元フジテレビのアナウンサーだった方が
悪性リンパ腫に羅患しているという記事を読んで
これを書き残そうと思いました。
私の母は
19年前に悪性リンパ腫と診断されました。
母は今も生きています。
激しい吐き気や抜け毛を伴う苦しい抗がん剤治療を経て、一度は完治しました。
その後再発。
母のガン細胞に一番効くであろうと思われた抗がん剤を使用したところ、全身に蕁麻疹。
調べたところ、アレルギー物質が含まれていたことが分かり、使用不可に。
それから母と悪性リンパ腫の“共存”が始まりました。
悪性リンパ腫の進行を抑える薬。
それを飲んでも少しずつ進行するガン細胞。
その度抗がん剤治療。
度重なる抗がん剤に骨は脆くなり、骨粗鬆症と思われる圧迫骨折。
免疫力低下による帯状疱疹。
肺に水が溜まり、心不全も起こしました。
今年肺炎も起こしました。
それでも母は生きています。
苦しい治療に耐えきれなくなり一時は生きる気力を無くし、
「もうすぐ死ぬから」と言っていた時期もありました。
それで母は今も生きています。
今治療中の方
これから治療される方
辛いと思います。
それを支える方
大変だと思います。
母に「もうすぐ死ぬから」と言われた時
私は17歳でした。
大人に近づいた年齢だったかもしれないけど、
子供でした。
何も言えなかった。
「そんなこと言わずに頑張って」
と励ますことも
「何言ってるの!」
と怒ることも出来なかった。
それでも母は生きようと頑張ってくれました。
母は今も生きています。
それが何よりも嬉しい。
これから(も)治療の方
主治医の先生
家族
現代の治療を信じて、諦めないで欲しい。
一日でも長く生きて欲しい。
支える家族の方々や周りの方々
「頑張って」が重荷になることがあるかもしれません。
けど今の想いを伝えてあげてください。
それがきっと何かしら力になると思います。
勢いのままに書いたので、読みにくくてすみません。
けどこのまま残そうと思います。
誹謗中傷はご勘弁ください。
耐えきれる心を持ち合わせておりません。
読んで頂いて、ありがとうございました。