テストのブログ -2ページ目

恋愛対象外だった相手と恋に落ちてしまう理由

絶対に年下としか付き合えないと言っていた人に年上の彼女ができたり、理想のタイプは明るくってスポーツマン言っていた人に、口数か少なくインドア派の彼ができたりと、理想とは全く違うタイプの人と恋に落ちることはないだろうか。
 ストライクゾーンから外れた人を好きになってしまうのはどうしてなのか? 心理学者であり『女心をつかむ 恋の指南書』の著者でもある富田隆先生に伺った。
恋愛感情の芽生えは偶然なもの

 「恋愛感情とは決してドラマティックに芽生えるものではなく、じんわりと芽生えるものです」(富田先生)。恋愛感情は、仕事仲間や学校の友人、サークル 仲間など、自分が関わる社会に属する人たちと人として関係を結んでいくなかで、特定の異性と距離が近づくことで偶然に起こるものだと言うのだ。

 人間関係を構築していく過程で、相手の異性の部分に気が付き、意識し始めることでこの偶然の歯車が動き始める。そしてその歯車がお互いにかみ合ったときから付き合いの質が変わり、恋愛モードへのスイッチが入るのだ。
 もちろん、俗に言う「一目惚れ」のように、瞬間的に恋に落ちることもあるが、これはホルモンや遺伝子が反応して起こる現象で、生物学的要因と言えるとのこと。
偶然の歯車が動き始めるきっかけとは

 他人と人間関係を結んでいくためには、当然お互いがお互いに対し思いやりを持ち助け合うことが大切になる。「“思いやる”、“助け合う”といった、相手 と親しくなるための行動を“接近行動”と呼んでおり、この“接近行動”が偶然の歯車を動かすきっかけとなるのです」(富田先生)
 接近行動とは特別なことではなく、“あいさつをする”、“話をする”、“メールを送る”、“教えてあげる”のように、人間関係を深める上で意識することもなくしている行動も含まれる。もちろん、親しくなりたくて意識的にプレゼントを贈るなども接近行動の一つ。
 この接近行動を繰り返しているうちに、相手のことが気になり始め、親しさが生まれ、好きになってしまうと言うのだ。同じプロジェクトで試行錯誤を繰り返 しながら一緒に頑張ってきた人が、「お疲れ!」とコーヒーを手渡してくれたことがきっかけになって歯車が動き出すと言ったことも起こる。これはそれまでも 助け合いながら一緒に頑張ってきたという接近行動の繰り返しがあったからこそ起こるのだ。
恋愛対象でない人との間にも接近行動は繰り返される

 もちろん、気になる相手に対しては積極的に接近行動をとるだろう。そうすることで、相手との距離を縮め相手の歯車のスイッチを押したいと思うからだ。
 ただ、この接近行動は特別意識していない人に対しても、繰り返し行われている。毎朝あいさつをするだろうし、仕事上で助け合うこともある。仕事の後、ご 飯を食べて帰ることもあるだろう。ここに、「恋愛対象じゃないと思っていた人と恋に落ちる偶然が潜んでいる」と富田先生は言う。
自分の理想とは全く違う異性との間でも、繰り返し接近行動が行われることで、ある日突然歯車が動き出し恋に落ちてしまうことがあるからだ。
 すてきな人が周りにいないと嘆いている人も、ある日突然偶然の歯車が動き出し、思ってもいなかった人と恋に落ちてしまうかもしれない。
 恋愛も基本は人間関係。周りの人たちとお互いに助け合う相互関係を築くことから、恋愛関係をはじめ、さまざまな関係が生まれるのかもしれない。