monologue...

ダリアの花びらはたくさんあるから
少しずつちぎっても
まだまだ たくさんある
だから、大丈夫
ちぎるたびに べつの風情が
みえるから 楽しいから
やめられない
あなた
あなたが思っているほど
簡単な おんな じゃないかもしれませんよ
夢の中の庭先で
女はぼんやりと浮かんで
なにかを口ずさんでいた
女の足元に咲いていた
ダリアの色が思い出せない
ひきかえせなくなるかもしれませんよ
女の顔が思い出せない
女の声は聞こえるのに
ダリアの肌触りは思い出せるのに
ダリアの色が思い出せない

