前回に続き「New Education Expo2010」のレポートです。

イギリスの事例紹介に続き、次に参加したセミナーは
「ICTを活用したこれからの授業の形
 ~普通教室におけるICT活用事例~」。

日本の電子黒板 発展の系譜、ICT教育ツールの全国利用実態、
授業に活用するための指導者用デジタルコンテンツ(DC)の模索
と、三つの研究発表が行われました。

内田洋行教育総合研究所、玉川大学の共同プロジェクト(UTプロジェクト)の
研究成果をまとめたセミナーです。

「現場の先生が、誰でも、毎日の指導で、きちんと使える」ようにという観点で、
ICT教育の現在について地に足の付いた(登壇者の先生曰く、とても地味な)
報告がされていました。

特に興味深かったのは、
DC(デジタル教科書)のクラスでの使用方法に関してでした。

DCを再生・利用するためのハードウェアは、電子黒板。

学校の先生が実際に頻繁に使われる機能は拡大提示という機能です。
実に、全体の利用時間のうち、70%も教科書の提示のために使用されています。
(先生も仰られていましたが、教科書の超拡大コピー機という印象です。)

このことから、これまで整備が進められてきた学校のICT環境は、
主に、指導の効率化(伝えたい情報をいかに効率よく伝えるか)のために
使用されている、ということを感じました。

ICT教育には、指導の効率化に加えて、
一人一人の子どもの自主性に基づいた学びの支援や、
創造性を涵養するところに新しい可能性があるはずです。

また、当たり前の話ですが、
学校へ新しいハード、ソフトを導入する上では、
いかに日常の指導を理解できているか、ということが重要だと感じました。

これからも、ICT教育に関するハード、ソフト面のニュースに加え、
それらツールをいかに運用、活用するかという視点も持ちながら
情報を収集、発信していきます。
東京ファッションタウンで行われている
「New Education Expo2010」の参加レポートです。

最初にに参加したセミナーは、
「英国でのICT活用授業とその支援体制に学ぶ」。
イギリスのHaveringという地区の事例紹介と日本の現状と絡めた考察です。

Interactive White Boad(電子黒板)、Visualiser(現物投影機)を活用した授業の様子と
学校へ効果的な導入のための支援体制について紹介されました。

この地区では小学校の全クラスにIWBが設置されており、
今後、ニクラスに一つは、Visualiserも導入されるとのこと。

主に行政府の取り組みと英語・算数の授業についての事例でしたが、
何より普及に向けたサポート・啓発活動が印象に残りました。

上記のツール類は、
子どもの注目をうまく集め、クラス全体に写真など情報を効率よく伝達したり
一人の児童のワークシートやその添削のプロセスをクラスで共有するためには
効率的なツールと言えそうです。

日本への導入に当たっては、教育委員会にリーダーシップをとれる人材が必要、
教育現場では過大な期待をせず、既存の指導方法をサポートするツールとして
使いやすい場面から使ってみることが重要ということでした。

主に教科の基礎教育の場面に注目したセミナーでしたが、
Haveringでは、こういったインフラを活用して
iPodやwii、DSを使った「総合学習」的な取り組みもあるようで、
むしろそちらを調べてみたいと思います。

次は、「ICTを活用したこれからの授業の形」というセミナーについて
レポートします。
学研の「科学」がネットで復活、実験キット付きeラーニング




引用文です。
NTTナレッジ・スクウェア株式会社は16日、学習誌で知られる株式会社学研ホールディングスとの提携を発表した。その第1弾として28日から「湯本博文の親子で楽しむ【学研科学実験講座】」をeラーニングサイト「N-Academy」で公開する。2種類のコースがあり、受講料は実験キット6種、送料込みで各1万5750円。

1万5750円て、ちょっと高すぎじゃないでしょうか。
というか、eラーニングとはいうものの、動画ストリーミングされているだけなので
ビデオ講座となんら変わりありません。

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No 教科書, But iPad?大学キャンパスでiPadの導入例が続々!




引用文です。
米ノートルダム大学(University of Notre Dame)では、iPadを活用した“ペーパーレス”講義を創設。学生たちは、従来の紙製の教科書の代わりにiPadの電子書籍で学びます。講義で使う教材はすべてiPad上で配信され、担当教員や学生同士のコミュニケーションにもiPadを活用。情報やアイデアが手軽に共有できるよう、この講義専用のオンラインディスカッションプラットフォームも開設されています。

日本でも多少出てきたこういう取り組み、どうでしょう。
iPadのタイピングのしにくさを考えると、オンラインディスカッション向きかというとそうではないと思います。(もちろん、ワイヤレスキーボードを配れば解決しますが)

本記事でも書いていますが、既存のものから置き換えるのではなく
新しい学びやクリエイティブな活動をつくっていく必要があると思います。


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【Web】紙よりiPad?! 簡単操作・多様性で教育現場に



引用文
 米アップルの多機能情報端末「iPad(アイパッド)」に、教育界の注目が集まっている。学生への配布を決めた大学や高校が相次いでいるほか、今秋から教育現場に導入する小学校も現れた。操作方法の簡単さや活用方法の多様さから、副教材としての利用は順調に広がりそうだが、紙の教科書に取って代わるには法整備などのハードルがあるようだ。

・ベネッセと東大のSoclaの事例(高校生が大学生や社会人にツイッターを使って質問する。iPadの必然性は薄い)

・以前紹介した光村図書の事例

・文科省の慎重なコメント

とあまり目新しさはありませんでした。

Soclaについては記事を書こうと思っていますが、アウトプットが特に発表されている形跡がないため、ただいま待ちの状態です。
楽しみにお待ちください。

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