30歳を過ぎた頃、中学の同級生数人で新年会を催すことになりました。
女子は思っても口にしないけれど、男子の旧友は厳しいもので「お前どうした」「あの頃は脚すらっとしてたのに…」などなど容赦ない言葉を浴びせられました。
自覚はしているものの、日常生活でここまでハッキリ言われることはなかったので、なかなか本気で取り組めなかった私に火をつけてくれました。
しかも、それまで何年も会っていなかった人達なのに、夏に帰省するときまた集まろうという話になり、夏までに痩せなければ何を言われることか…。
最初に体重に危機を感じ始めた時、新聞の折り込み広告にあったダイエット食品を購入し、とんでもない下痢になり返金保証がついていたので連絡をしたけれど、なかなか連絡が取れずに、それでもまだ連絡を取ろうとしていたら会社が倒産したというニュースを見て悲しい思いをし、散財したことが記憶に新しい時期でした。
同じ思いをしたくないし、そもそもダイエットにかけられるお金もない。
食べることが楽しみなので食事を我慢すればストレスになる。
性格的に、カロリー計算なんて始めると突き詰めすぎてしまって雁字搦めになり、結局は続かないだろうことは容易に想像がつく。
ということで、とりあえず歩いてみました。
田舎なのでどこにでも車で出かけるのが当たり前でしたが、基本徒歩にしました。
なにか目的がないと出掛けるのが億劫なので、毎日あえて用事を作りました。
3つの銀行に用事があったら、3日に分けました。
どうしても用事がない時はカフェに通いました。
重い買い物がある時は、夫の終業時刻に合わせて会社まで歩きました。
体調の悪い日は無理せず休むということも大切でした。
そんな日々を4ヶ月ほど過ごしたら、食事はまったく減らしていなくても7kgほど痩せました。
さすがに中学生の頃にまで戻すことはできませんでしたが、履けなくなっていたジーンズが履けるようになり、意気揚々と集まりに参加したところ、痩せたことは褒められましたが、「フェイスラインがちょっと」と言われました。
結局、同級生は何か欠点を見つけて突かないと気が済まない人になっていたことに、新年会の時には気がつかなかったのです。
それでも、ダイエットに取り組むきっかけを作ってくれたことには感謝しています。