テーブルを片付けろというけど
次から次へと収まることなく投げ込む
静かにしろというけど
天邪鬼のように叫び出す
抱き締めたいのに
ひとりになりたいと言う
その癖私をいつも見張っていて
暗闇からじっと目を凝らしてる
置いていかないで
連れていかないで
置いていかないで
連れていかないで
喉が乾いたら水を飲みたいと言う代わりに
気付かない私に悪態をつく
なのに先に満たそうとすると
施しはうけないと
背を向けて向こうに歩いていく
どうして欲しい?と聞くと
自分で考えてといい
好きにしなさいと言うと
傷付いた眼でこちらを無言で責める
置いていかないで
連れていかないで
置いていかないで
連れていかないで