おはようございます
実家は雪国でございます
朝起きて20分くらいエクササイズしてシャワー浴びてコーヒー入れて
林檎とグーテ・デ・ロワのプレミアムチョコラスクをかぶりつき
父も弟もまだ起きてこない
窓からパチリ
そうそう
今日はね
彼女の誕生日なのです
生きていたら今年で、
えーと、、68かな？
あってる？（笑）
だって確か最後の記憶は66歳
とにかく貴女は若かった
お誕生日おめでとう
毎年この日にお母さんとおばあちゃんの合同バースデーをしたね
お花とケーキとプレゼントと
貴女は私の手描きのイラストがのったメッセージカードが大好きだった
いつも憎まれ口ばかり
会うと喧嘩ばかり
正直者で素直じゃなくて
不器用でまっすぐ直球のような貴女
その球はたまに人を傷付け
それでも大半は人の笑いを誘った
本人がそれを望んだかは別として
昨夜は貴女の写真が飾られている和室で寝たけれど
相変わらず寒かった
夜中寒くて目が覚めて
その横で平気で寝息をたてる貴女を思い出した
半開きの口で
きっと早朝には誰よりもはやく起きて
窓を全開にし
私に
起きないや！いつまで寝てるの！
と言うでしょう
私は布団に潜り込んで
正月なんだからゆっくりさせてと懇願するか
急いでリビングにあるコタツに滑り込むか
どっちかだ
何処へ逃げても部屋は寒い
全ての窓を全開にして空気を入れ替える
朝の儀式だ
貴女は毎朝窓を全開にした
もう貴女が居なくなった今は誰も開けないから
今朝は私がリビングの窓を全開にしたよ
キーンと冷たい空気が肌を刺した
お誕生日おめでとう
後でお花を贈るね