BT51(10w0d)で無事にNAC日本橋を卒業したイコです
不妊治療の記録として始めたこのブログですが、区切りとしてここで一旦しめたいと思います。
またそのうちいいご報告を出来る事を祈って。
さて、不妊治療にかかった総額と治療のまとめを記します。
まずは不妊治療の総額
FCT(ファティリティクリニック東京)
¥264,516-
・タイミング指導
・人工授精8回
・子宮鏡検査、卵管造影検査
※詳しくは過去記事でまとめています。
NAC(ナチュラルアートクリニック日本橋)
¥1,062,737- ※成功報酬制度適用
・採卵1回 胚盤胞凍結2卵
・移植2回
・移植キャンセル1回→ポリープ手術
総額 ¥1,327,253-
これに妊活のための鍼灸院やよもぎ蒸しを加えたら…
通算して180万くらいでした。おそろしや。。
私の場合は、初回の採卵で採れた卵で卒業できたので成功報酬制度の恩恵はそこまで受けていませんが、この制度のおかげで心理的にはだいぶ楽でした。
失敗してもまだ1回残ってるし!と思えたし
私達は共働きのため助成金を受ける事が出来ません。
しかも余裕で年収制限を超えているわけではなくギリギリ超えちゃった、の1番悲しいパターン…
かくなる上は医療費控除でなんとか少しでも取り返さねば、です
これまでの治療暦をまとめます。
2013年 結婚と同時にタイミング開始
2015年 FCTにてAIH8回
2016年 7月にNACに転院
7月 採卵→2つ凍結
9月 移植1回目→科学流産
10月 お休み周期
11月 移植キャンセル→ポリープ手術
12月 移植2回目→陽性
2017年 2月卒業
私は体外受精なんてきっと始める前にたくさん検査をして準備に時間をかけるんだろうなと思ってたのですが
NACに転院を決めて、初診を受けたその月に即採卵に入る事が出来たのは嬉しい誤算でした。
母子手帳を手にしたのは10週目。
卒業までまって、ようやくでした。
夫への卒業連絡には、ありがとう、と返事がありました。
私達は4年前に結婚してすぐに子供を望みましたが自然妊娠は叶わず、
不妊治療専門病院にかかってからは1年半、NACに転院してからは約7ヶ月が経ちました。
仕事と掛け持ちの通院だったので治療一色だったわけではありませんが、高度治療に進んでからは生活の大部分が治療優先の日々。
ここに至るまで色々ありましたが
いつも穏やかでのんびり構えていてくれる夫のおかげでここまで来れたと思います。
私達には12の年の差があります。
結婚してすぐに子供を望んだのは、夫の年齢を考えての事でした。
一つ目の病院では、私の高すぎるAMH14という数値も、夫の検査結果も問題視されないままに、ひたすら人工授精を繰り返しました。
ステップアップを考えて、他の方針の病院を探しNAC日本橋の説明会に参加。
私は、体外授精に進むには排卵誘発剤を使う事も、病院の都合に合わせて日程を調整するために薬を飲む事も、当たり前だと思っていました。
本来妊娠すれば自然に出るはずのホルモンを妊娠前から投与する事が、不妊治療には必要なんだと納得していました。
その常識は説明会の寺元先生の独壇場で思い切り否定されました。
病院のいいなりになっても、未来の自分の体に責任を持つのは自分しかいない。自分の身を守るために患者も自我を持たないといけないんだと。
自然周期で治療する病院は、患者の体のリズムに合わせるしかありません。
だから365日休みなし、正月もお盆も、先生方がいない日はありませんでした。
妊娠して終わりじゃない。
その後に続いていく人生のために、身体に必要以上のホルモン剤投与をすべきではないという寺元先生の考えに、私も夫も、ここで頑張って駄目なら諦めがつくと思えたんです。
NACに転院した初日に、精液検査ではなく精子検査によって男性不妊が発覚。
そして私のAMHはやはり大丈夫どころか異常だったことがわかって、目の前が開けた気がしました。
原因不明と言われたまま治療を続けてきた私に、やっと道が見えたから。
NACでは、通常の顕微授精(ICSI)の他に高解像度顕微鏡を用いて精子の選別を行うIMSIがあります。
夫の成績には、IMSIが適応でした。
そしていい卵がなかなか出来ないと言われた私は、D3で50個の卵胞、採卵時も30個近くの卵胞がありながら結局凍結まで進んだのは2つ。
それでも最初の採卵で2つも凍結出来たのは嬉しかった。
NACでよかったと思ったのは、私のように多嚢胞気味で卵胞がたくさん出来てしまう人が高刺激系の病院に行くとOHSSの危険性もあるし
何より過剰に卵胞を刺激したところで育つ見込みのない卵を量産してしまうだけ。
1番怖いのは、10個受精卵が出来たとして1つしか育つ卵がないのに、その1つに当たるまで何度も無益な移植を繰り返す事です。
患者にとって1番大切なのは時間。
時間のロスは切実な問題です。
この問題は着床前診断で解決できるのかもしれないけど、私はそこまで進むには条件も財力も足りませんし、上記の通り高刺激を試すつもりはありませんでした。
現代医学のおかげで4年目にしてやっと妊娠出来た私達ですが、治療以外にも鍼灸やよもぎ蒸しに通ったり、ストレスにならない範囲で適当にできることを試しました。
適当に、ってのがミソだと思います
これをしたから妊娠した!とは思わないし、すぐに効果のあるものではありませんが、体を整えるのに大切な時間でした。
東京は特にですが、たくさんある病院の中から自分にあった治療法を見つけるのは本当に大変だと思います。
たまたま私にはNACの方法が合っていて、そしてその方針にも賛同できましたが、人によっては全く合わず、方針も納得出来ない事もあると思います。
不妊治療は一人ではとても辛いもの。
信頼できる医師を見つけること、今受けている治療にしっかり納得できているかどうかということは、治療を乗り切る上でとても大切なんだと思いました。
長々とすみません
この治療を通して私が思った事です。
NACの個性的な先生方、そして優しい看護士さん培養士さん達に本当に感謝です。この病院を笑顔で卒業出来る人がこれからもたくさんいますように。
ブログを通して交流できた皆様、拙い文章を読んで下さった皆様、本当にありがとうございます。
身の回りに同じ治療仲間がいない中で、こうしてつながる事がどれだけ支えになったかわかりません。
まだスタート地点に立ったに過ぎませんが、少しずつ母親になっていければと思います。
このブログが、また誰かの治療の手助けになれば嬉しいです。
ありがとうございました
イコ