光に包まれて...思わず目をぎゅっと閉じる。
その時...オイラの手を誰かが優しく握った。
この手は...
...ニノ...。
ニノの手。
ちっちゃいけれど...間違いなくニノの手。
懐かしい...あの...ちびニノの手だ...。
光が収まる気配を感じて
ゆっくりと目を開けた。
目の前には...推定身長70cmのちびニノ。
オイラの...もう一つの世界の...
大切なメンバー。
...ニノ...久しぶり...だね...。笑
...おーの...さん...？
...思い...出したの...？
...ん。
忘れてて...ごめん...。
...おーのさん...。
ちびニノの目から...
ポロポロと涙が零れ落ちる。
そんなニノをぎゅうっと抱きしめた。
あんなに...色んな事を体験したハズなのに
何でちびメンバーの事...こっちの世界の事...忘れてたんだろう？
なぁ...ニノ...。
何でオイラ...こっちの事忘れてたんだろ...。
...それは...
ニノが何かを言いかけた時。
入り口のドアが開いて誰かが入って来た。
お早うございまーす。
おっはよ～♪︎♪︎
ニノ？...今日は早い...ね...？
楽屋に入って来たのは
ちび翔くんとちび相葉ちゃん。笑
二人共オイラを見て動きが止まった。
.....えぇっ？！智くん？！
嘘っ！！おーちゃん？！何でっ？！
んふふ。
二人共...久しぶり。笑
智くん！！会いたかったぁ！！
うわぁぁん！！おーちゃぁぁん！！
泣きながらオイラに突進して来る
ちび翔くんとちび相葉ちゃん。笑
三人をぎゅーっと抱きしめる。
...早うございまーす...。
おっきな声聞こえたけど...何かあった...
パーテーションから姿を現したちび松潤が
オイラを見て持ってた鞄を落とした。
...松潤も...久しぶり...。笑
驚いてオイラをガン見する松潤に
そう声をかけたら...
その場に立ちすくんでた松潤の目から
大粒の涙がポロポロ零れ落ちた。
...松潤...。
...な...んで...本物...？
...本物。笑
もう...来てくんないかと...思ってた...。
そう言って泣く、ちび松潤に近付き
ぎゅうっと抱きしめた。
他のちびメンバーもオイラ達の側に来て
ぎゅうっと抱きしめてくれた。
オイラ達は...暫く5人で抱きしめあって
再会を喜んだ。
To be continued.