輝きに満ちた満月が

闇のように深い
緋色のベールを纏った

その動きはゆっくりのようで
だが
正確に
急ぎも退きもせず

私を乗せているこの世界が
間違いなく動いていることを示し

ひとときも足を止めずに
変化し続けているということを
見せてくれた


宇宙は変化し続けている

私も変化し続けたい