このユマが住む街は、僕にとっては単なる仕事の出張先。
なので、住まいはホテルになる。
居酒屋を出て、当然のごとく手を繋いで歩き出した僕らは、次の展開が気になってしょうがなかった。
このままもう1軒飲みに行くか?しかし、僕は結構酔っ払ってる。
幾ら旦那が長期出張中とはいえ、やはりいきなり朝帰りはマズイだろう。
そう思うが早いか、僕の足は宿泊先のホテルに向かっていた。
普通のビジネスホテルは、基本的に部屋への宿泊者以外の出入りは厳禁だ。
しかし、このホテルは裏にも出入り口が有り、当然カメラで監視されてはいるものの
フロントの人間に、直接観られないので比較的出入りがし易い。
他人から見れば、あからさまにホテルに連れ込む姿に見えるだろが、そのときに理性の欠片も
働いてなかった僕は、ユマを連れて部屋に入った。
そして、部屋に入るなり溜まっていた何かが爆発したかのように、僕らは激しくキスをした。
普通の恋愛に見られるような甘いキスではなく、欲望が支配するような激しいキスだ。
後々ユマは、僕のキスが上手すぎたと言っているが、正直あまり意識は無い。
ひとしきり熱いキスをすると、僕は理性も吹っ飛びユマの着ている洋服を脱がしにかかる
しかし、ユマはシャワーを浴びたいと言い出した。
やはり人妻とは言え、汗をかいた身体で初めての男に抱かれるのは抵抗が有るのだろう。
確かに僕もシャワーを浴びたい気持ちは同じだ。
先にユマをシャワールームへと促し、僕は既に隆起しているモノをなだめるためにタバコに火をつけた。
この部屋の防音って大丈夫なんだろうか?と一人余計な事を考えながら。