このユマが住む街は、僕にとっては単なる仕事の出張先。


なので、住まいはホテルになる。


居酒屋を出て、当然のごとく手を繋いで歩き出した僕らは、次の展開が気になってしょうがなかった。


このままもう1軒飲みに行くか?しかし、僕は結構酔っ払ってる。


幾ら旦那が長期出張中とはいえ、やはりいきなり朝帰りはマズイだろう。


そう思うが早いか、僕の足は宿泊先のホテルに向かっていた。


普通のビジネスホテルは、基本的に部屋への宿泊者以外の出入りは厳禁だ。


しかし、このホテルは裏にも出入り口が有り、当然カメラで監視されてはいるものの


フロントの人間に、直接観られないので比較的出入りがし易い。


他人から見れば、あからさまにホテルに連れ込む姿に見えるだろが、そのときに理性の欠片も


働いてなかった僕は、ユマを連れて部屋に入った。


そして、部屋に入るなり溜まっていた何かが爆発したかのように、僕らは激しくキスをした。


普通の恋愛に見られるような甘いキスではなく、欲望が支配するような激しいキスだ。


後々ユマは、僕のキスが上手すぎたと言っているが、正直あまり意識は無い。


ひとしきり熱いキスをすると、僕は理性も吹っ飛びユマの着ている洋服を脱がしにかかる


しかし、ユマはシャワーを浴びたいと言い出した。


やはり人妻とは言え、汗をかいた身体で初めての男に抱かれるのは抵抗が有るのだろう。


確かに僕もシャワーを浴びたい気持ちは同じだ。


先にユマをシャワールームへと促し、僕は既に隆起しているモノをなだめるためにタバコに火をつけた。


この部屋の防音って大丈夫なんだろうか?と一人余計な事を考えながら。

さっさと仕事を終わらせ、ユマとの待ち合わせ場所に到着したのは、待ち合わせ時間ギリギリだった。


しかし、その前にメールで『出てくるのに、ちょっと手間取って遅くなってます』と連絡が入っていたので


待つこと15分。ようやくユマが到着した。


昼間逢った時とは、化粧もなんとなく変わっていたような気がしたが、もともとノーメイクっぽい感じなので


さほど気になることはなかった。


別段、行くお店を決めていたわけでなかったので、適当に繁華街をぶらつきながら


以前取引先の人間と行った事のある、和風居酒屋に入ってみた。


適当にオーダーし、とりあえず昼間のデートからの希望でもあった、冷えたビールを渇いた喉に


流しこむと、さっきまで弱冠恥ずかしくて見れなかった『目』を見ながら会話をする事が出来始めた。


ユマも同じ心境だったようで、すこし饒舌になってきた。


『けど・・・こんなやって旦那以外の男の人と二人きりで、夜に遊びに行くなんてホント久し振り!!』


本当か嘘かの真偽は置いておくとして、そんなことを言われると男としては満更でもない。


『へぇ~そうなんだ!だったら今日は沢山飲んでイイよ!』と、少し下心を見透かされたかな?と


心配しながらも、そんな台詞が言える程酔っ払ってきていた。


子供は近くに住むユマの友人に何か有ったら連絡するように言ってきた!とか


旦那はどうせ海外だから大丈夫!とか、だんだんと大胆になっていくユマがそこに居た。


その近くに住む友人と言うのが、後々僕たちのアリバイ工作人になっていくとは露にも思っていなかった。


しかし、ユマはお酒が結構強かった。


このままでは、僕の方が潰れてしまいそうだ。


時計を見ると、7時過ぎから飲み始めて、早くも11時近くになっていた。


周りの客もまばらになってきたので、とりあえずお店を出ることにした。


そして、どちらともなく二人は手をつないで夜の街を歩き始めた。





メール交換を始めて数日。


最近では、毎日メールを送りあう事が日常になっていた。


そのなかで、ユマの旦那が技術職の為、頻繁に長期の海外出張に行っている事が判明した。


さらに現在も、技術指導でメキシコに行ってるらしい・・・。


しかし、休日は僕が基本的に外出不可能。なので、平日の昼間にデートをすることに決めた。


火曜日はユマの仕事がオフ。僕は比較的時間に都合のつく職種なので、仕事を抜け出し


午後1時にユマを迎えに行った。


ただ、何処に行くべきか・・・?


コッチはユマの地元でもある、僕は全く縁もゆかりもない地域なので親族や友人に会う確立は


ほぼゼロ。仕事関係の人間にさえ注意してればOKだ。


そこで、健全に?ひなびた植物園へと車を走らせた。ココなら滅多な事では知り合いに会わないだろう。


案の定、そのひなびた植物園はひなびていた。


ひたすら話しをしながら、園内を歩き回り遅めのランチを取る。


そこでユマが『こんなに暑かったら、冷たいビールでも飲みたくなるね』と。


『じゃぁ今夜でも飲みに行く?』


なにげない会話から、夜のデートも決定してしまった。


ユマは子供の夕飯を作りに、僕は仕事を終わらせに仕事へ一旦戻った。


夜7時の待ち合わせを約束して。





更新が滞って申し訳ございません。


不定期更新ですが、なんとか頑張って更新しますので宜しく御願いします。



何故自分でも『結婚してる・・・』と答えてしまったのか、明確な答えが引き出せないが


なんとなく、そう答えた方が懸命な感じがしていたのは事実だ。


やはり、そこにはユマが結婚しているから、自分も合わせた方が今後の付き合いに


おいて得策かな?とも思った。


この時点で、僕の中ではユマとの不倫交際がスタートしていたのかもしれない。


ただ、僕には結婚はしていなかったが、既に同棲をし結婚準備にかかっていた彼女が居た。


勿論僕も昼間にしかメールを送るように心がけ、ユマもまた夜中や休みの日にはメールを


送らないようにしていた。


それが二人の暗黙の了解のようになっていたため、月曜日は朝早くからメールが届く事も


しばしばだった。


この時点で、ユマの中にも僕とのダブル不倫交際がスタートし始めていた。

あくまで、ライブ会場が分からなかった時の為に、教えておいた携帯の電話番号とメールアドレスは


ライブ前日、当日共に着信を知らせる事は無かった。


しかし、後日別の形で見知らぬメールアドレスが着信した。


それはユマからのメールだった。


当日は迷うことなくライブ会場に到着し、ライブを楽しんで無事帰宅出来たらしい。


そのメールをキッカケに、ユマとのメール交換が始まった。


その交わすメールの中から、ユマの現在の状況がだんだんと判明してきた。


結婚していること、子供が二人居ること等、僕より3歳年上なこと。


他愛の無いメールの中からユマという人間が、普通の主婦だと言うことが理解しはじめた。


ユマは、身長が150cm、体重は聞いた事ないが、若い時からスポーツを続けているので


決して太ってもいない。


さらに童顔な為、実際の年齢よりかなり若く見える。


当時僕が30歳だったので、その時ユマは33歳。だが、初めて見たときは25、6歳に見えたものだ。


そしてメールでユマから質問された。


『イチ君は結婚してるの?』


何故か僕は・・・


『してるよ!』と答えてしまった。



ユマと出会ったのは、本当に何気ない偶然だった。


僕があるアーティストのライブを友人達と観にいくために、一括してチケットを申し込み


それを実際のチケットに換えるべく、あるコンビニへ行ったときのこと


機械操作がうまくいかず、なかなかチケットが出てこない。


そこで、店員さんに教えていただき、受付を済ませ清算しようとカウンターに向かったソコに


ユマは居た。


そこで、ユマから『このライブに行くんですか?』と声をかけられてのが最初だ。


なんでもユマは、別のアーティストを観にいくために、後日その会場に行くとのこと。


しかし、この会場はユマの居住地からかなり離れた他県にある。


勿論今まで行った事もなく、チケットは取ってあるものの友人二人で行けるかどうか


ちょっと不安だと言う。


簡単にその会場までの行き方を教えてあげ、念のためにと携帯電話の番号とメールアドレスを


僕は教えてあげた。


ちなみに、このとき僕は結婚していなかった。

イチは、このブログを書いている本人だ。


僕もユマと同じように、何処にでも居るような男性で、普通の会社員だ。


ただ一つ違う点と言えば、心の中にドロドロとした欲望を持っているところか?


しかし、こと男性で言えば、実は隠しているだけで色んな性癖や欲望を持っているもの


だと思う。


僕がレンタルショップなどで、借りる嗜好のDVDは『熟女モノ』もしくは『人妻モノ』


こういった系統が好きである。


熟女系・人妻系に言える共通点として、やはり『人のモノ』と言う点が有ると思う。


普通の生活の中において、他人が土足で踏み込んできて陵辱するパターンなんかが好きだ。


と言っても、合意無くというのは苦手で、そこには少なくともお互いの合意の上での交渉。


つまり『浮気・不倫』という事になる。


そんな男だ。

ユマは、普通の主婦だ。


旦那が居て、子供が二人居て、なんの変わりも無いマンションに住んでいる。


普段はコンビニのパートをしながら、週に一回のスポーツサークルに汗を流す36歳。


女性としては?と聞かれると、多分こう答えるだろう・・・。


『普通・・・?』


旦那が借金をこさえてギャンブルに走る訳でもなく、ましてや愛人を囲えるようなタイプでも無い。


なので、普通に掃除をし、普通に炊事をし、普通にパートで働く。


そして夜の生活と言えば、結婚13年目の夫婦。セックスレスとは言わないまでも


月に1回程度普通にセックスをする。


子供が二人居て、さして広くない家ではこんなもんだろうと本人も思っている。


23歳で地元の1つ年上の男性と結婚し、翌年には子供を授かる。


男性経験は、いたって普通の人数と言っている。


本当に何処にでも居る、普通の主婦だ。