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一柳忍 オフィシャルブログ

ようやく “ ディスコの女王 ” ドナ・サマーさんが亡くなられたネイプルズ・フロリダ州に朝着。それから2時間掛けてセントピーターズバーグダリ美術館に向かった。


フロリダ ダリ美術館



     ( ダリ美術館の顔でもあるガラスドームをバックにワンショット!!!)
            ( 10年振りに新館にようやく到着 )


静動の生命



     この美術館には大作が有りすぎるが、その中でも私が一番気にっているのが
           “ Still Life-Fast Moving・静動の生命 ” である。
シュルレアリスム作品の中でも実写効果を静動の異次元で表現し、素晴らしさは実物を見て解ると思います。( 葉っぱの描写は、どの角度から見ても本物にしか見えない ー 実にあっぱれ!)


ダリ劇場美術館



生死を乗り越えた43歳の時、30日間ヨーロッパの主要な美術館周りをしました。そのメインがスペイン・フィゲラスにあるダリ劇場美術館 ( 世界一のコレクション所蔵 )でした。内外装全てがダリ氏のプロデュースで完璧の一言です。世界中の美術館を回ってみましたが、天才が好き勝手に神の許可無しに、夜遊を永遠に続ているような美術館です。
          時間と余裕と (お金) があれば必見!!!!!


ダリ別荘 ポルト・リガット



     主要な旅は、必ず私のお守りラッキー “ すぎちゃん ” 持参です。
ダリが亡くなる迄、ガラと共にしたポルト・リガットの別荘の一室。すぎちゃんとワンショット。近くのホテルは2年待ちの予約とルームが取れず、おもいっきりの野宿、風が強い日だったがどうにか、手漕ぎのボートの間で横になりダリの家を目と鼻の先に見ながら最高の夜を経験した。風の音が凄かった。


記憶の固執



ニューヨークの近代美術館にあるこの作品 ” 記憶の固執 " (時計が溶けている)は、ダリの代表作といわれているが、ビックリしたのは、そのサイズでした。女性の顔2つに満たない。たかが24cmx33cmの作品が人類に、これほど影響した絵は少なく、モナ・リザに匹敵するのではないか???


洗礼の最後の晩餐



ワシントンDCにあるナショナルギャラリー美術館所蔵の “ 洗礼の最後の晩餐 ” を両親と見れたのは、私の大切な一生の記憶である。この儀式では、キリストの前にあるワイングラスに光が差し込みその赤紫のなんともいえない素晴らしさは今にも記憶に残っている。


ポルト・リガトの聖母



日本にも立派な美術館がある。 “ ポルト・リガトの聖母 ” が福岡美術館にある。私は、この美術館を非常に尊敬する。色々な事情は続編で説明しますが…
恐らく数メートル級のサイズと共にダリのNo 1 傑作といっても過言ではない。

私が、この作品に巡り会えたのは又、佐藤さん(福山動物園長)のおかげであった。1990年代後半、日本行きのチケットを買い福岡市美術館に向おうと心もウキウキ “ に福岡市美術館に一緒に行きましょう" と電話を切る。次の日連絡があり美術館改築中で、ダリ一般展示は中止。困った、そこで佐藤さん交渉。不思議ですねー “ OK ” サイン。VIP待遇でガードマン3名付き添いのもと私一人で ( 横に佐藤さん) 超ラッキーにも世界一の大作を独り占めできた。( 感謝 感謝 感謝!!!) その喜びの余韻と共に近くで博多名物の一風堂でラーメン三昧、厨房の中ではあの有名な河原氏がまだ調理していた時代。( 札幌出身より、ラーメン大好き )

ダリ生誕110年・開館15周年記念展が諸橋近代美術館で開催中 日時 4/20 ~ 6/29/2014
    福島東北近辺の方達には、 " ポルト・リガトの聖母 " を見る大チャンス!!!



ウタンド・ダリローズ



このローズは、ダリ氏に敬意を表し、ダリローズを裏から模写しローヤルウタンド(ウタンドはアフリカ、ズール部族語で ” 愛 ” という意味です。)のシンボルローズでもあります。

私も多種多面にダリ氏から影響を受けた一人です。素晴らしいアートは本当に永遠ですネ!