
別件で
父の名義だった建物「店舗」を相続しましたが、この店舗が何かと曰く付きで
どのような経緯でそうしていたのか、当時、中学生だった私は知る由もありませんが、
建てた当時に世話をしてくれた開発業者が、店舗の一室を自分の自由にしていて、
そこを自分が連れてきた店に貸して家賃を取っていました。
しかし、あるとき、当時入っていた店に大金を支払わせ、そこの営業権を永久にその店の店長に譲るという取交わしをしていました。
それらの行為が行われていたのは父が生存していたときのことです。
上記に書いたことは、父が亡くなってから、私が、
うちが店から家賃を取っていない経緯をその店に聞きにいき、初めて知ったことでした。
その大金を手にした開発業者の方にも電話で話をし
「父が亡くなり、私が相続したので、改めてそのお店と私で賃貸契約を結ぼうと思うが、それについていかがお考えですか?」と聞いたところ
当時、自分が非常に苦労し骨を折ったのだという話をさんざん聞かされましたが、
さきほどの問いに対しては
「それでいいんじゃないですか。私ならそうします」という返答をいただきました。
その後、お店にそのことを伝えて、改めて契約を結ぼうとしたのですが
今度はお店が「私はNさん(開発業者)との契約でここに入ったのだから、Nさんから説明がないと…」と言われました。
そこで私からNさんにまた電話をし、「お店がそうおっしゃるので説明していただけますか」と言ったところ
「わかりました。また私から言っておきます」とのことでした。
しかし、その後、お店に聞きに行っても「Nさんから何も言ってこない」と言うばかりで、事が進まず
当時の私も、相続の後処理が続いたことや、法事もまだやらなくてはならなかったり
下の子がまだ保育園にも入っておらず、いつも連れ回しながらいたことなどからほとほと疲れてしまい、
「また電話する」と言いながらしてくれないというような、人というものの不誠実さや、
私が跡取り娘とはいえ、一人で抱えこまなくてはならないことにとことん疲れて、その後、放置してしまいました。
それが4年前のこと。
今回のマンションでお世話になっている営業のYさんがこの話を聞いてくださり、
私名義の不動産をうちの会社が管理することになったということで中に入って契約を交わしましょう、と行動してくださりました。
そして先月末、賃貸契約を交わすことができました。
一人きりではどうしても苦しくて息切れを起こしてしまいますが、
なにかしらのタイミングでなにかしらに助けられて、人生が動いているという気がものすごくします。
私は、父の相続で、自分の人生ってなんなのだろうと・・どん底な苦しみを味わいました。
しかし、ここに生まれる以上、少なからず「相続」はついてまわります。
私が味わったそんな思いを、ここに生まれた私の子らにさせたくなくて
今は、ただその思いで、事を運び、前に進んでいます。
父の死後、もうすぐ6年になりますが、ようやくうやむやだった案件がひとつ解決に向かいました。