人生で一度だけ経験した超常現象(霊的な)の話。


ちょうど二十年前の1996年7月3日。

大学を中退して上京するという、若い頃に有りがちな事をやらかしてしまった自分はホームレス同然だった。

昼は学校、夜は工事現場でバイトして睡眠時間は3時間ほど。

当時は頑張ってるつもりだったが、今思い返すとそれはただの独りよがりで、
才能、金、体力ですら人並みになかった自分はあっという間に転落。

身体を壊して入院、学費も払えなくなり、生きる気力も無くしていた。

所持金もわずかで街をフラフラしていた時、それは起こった。


突然、背中に熱いモノを感じて、その"何か"に後ろから押されたのだ。

振り返っても何もいない。


そこは生まれて初めて入るパチンコ屋で、何もわからないのに七万円ほど勝った。

そこからは、ひたすらパチンコ雑誌を読みあさり研究。
元々コンピューターのプログラムの知識は若干あったので、三ヶ月後に月収は『88万8000円』になっていた。


自分はこのことがなければたぶん自殺でもしていたんじゃないか、と思っている。


あの"何か"はたぶん守護霊的なモノ(神)で

「お前ごときが芸術とかふざけるな。でもまだ死ぬには早いから、とにかく金を稼げ」

そんな意図で背中を押されたのかもしれない。


そういえば、日本は八百万(やおよろず)の神のいる国だったな。



冷静に考えると、これは幽霊を見たとかの次元ではなくて、正体不明の何かに物理的に接触して命を助けられている。

一生のうちでこんな経験をするのはかなりの稀有な事例だ。







最近は、こう考える。



自分の経験ながら、少々話が出来過ぎてる...

不自然だな、まるでこの『世界』が、マトリックスの様に作られたモノで、人はそれぞれがプログラムであるような...