先日、栄養指導をしたおじいちゃんのお話。
なんと94歳ですが、とってもしっかりしています。
歳だけで判断してはいけませんね。
おじいちゃんは独居でほとんど自分で生活している方です。
でも料理も好きで色んな物作ったりして、栄養指導も熱心で興味津々。
自分が間違っていた食生活もとっても反省して、こりゃ~食べ過ぎやった~
とそんな具合にとっても勉強熱心で、逆に私の方が教わる事がたくさんでした。
けど、ふと昔の話やちょうど指導日が長崎の原爆の日だったり、今日は終戦記念日と、戦時事が重なっていて、そんな話をすると、口火を切ったように戦争にいったときの話をしてくれました。
私たちは平和な時代に生まれ育って、この所は悲惨な事件などもニュースで見るけど、人間が簡単に目の前で死んでいく様を目の当たりにするようなことは少ない。
戦時中の話を聞いていると、
「仲間が次々と死んでいく。目の前で爆弾に撃たれていく。」
私は祖父が早くに亡くなっていて、昔の話を聞く機会もあまりなかったので、話をしてくれてありがとうございます。とお礼を言うと、「戦争の話はせんようにしちょった」と、ポツリと言われました。
理由を聞くと、息子にも話を出したこともあるけんど、「昔の人はバカなことをしたもんや」と言われた。
そんな簡単なもんじゃない。との想いがあったようで、それ以来戦争の話には口を噤むようになったそうです。
少し涙ぐみながら、初めてこんなに戦争の話をあんたにしたよ。と・・・
もちろん、他にも話をしたことがあるだろうことを忘れているのかもしれませんが、それでも私に辛い戦時中の話をしてくれたことがとってもありがたく感謝しました。
今、語り手がどんどん居なくなって次の世代に戦争を伝えていくことの大切さが言われていますが、実際こんな現実、計り知れない心情が、こんな94歳になっても心に抱えているんだなと思うとなんとも言えない気持ちになりました。
私はいつの頃からか、終戦記念日には戦争について学ぶというほどのことでもないでしょうけど、映画やドキュメント番組は見るようにしています。
ほたるの墓とか毎年のようにテレビでやっていたけど、それも観ることで忘れそうな大事なことを1年に1回は思い出すという気持ちで考えています。
今年はこのおじいちゃんに感謝しながらの終戦記念日を迎えています。
今夜は「硫黄島からの手紙」を観ようと思ってます。
映画館でも見ました。悲しい戦争の話ですが、目を背けてはいけないと思います。
先日NHKの戦後特番でペリリュー島で戦った日米の元兵隊、双方の話を交えながら実際の映像や写真を番組で見ました。私は目が離せなくなっていました。
色んな考え、想いがあっていいと思います。
それを忘れ去ることなく、同じ過ちを繰り返さないことが大事だと。
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