新首相が、野田さんに決まりましたね。
(・・・って、今頃、大変恐縮です)
ぜひ、今は余計なところから足を引っ張らずに、(・・・と、ここまで書いて、経済産業相辞任のニュースが。ぅ~ン)任務を遂行していだたきたいと、切に願っています。
野田さんは、実はとてもセンスがよいと、私は見ています。
特に「どじょう演説」をされた時は、目的をよく捉えた素晴らしいイメージブランディングでした。
今回の代表選で一番重要だったのは「リーダーシップ」のアピール。
それに加えて「信頼感」「調整能力」「凄み(←今回は必要だったでしょう)」を演出するうえで、野田氏が選んだスーツは、上質な素材・濃い紺色に程よいストライプが身体を引き締め手見せるもの。そしてネクタイは、レジメンタルではなく小紋柄で、おそらく、あのネクタイはゼニアですね。
そして野田さんのように、お顔が大き目で、首が短めの方は(日本人はとっても多いんです!)
シャツの襟が、ワイドスプレッドと呼ばれる、広めに開いたものであることが重要です。
レギュラーカラーのシャツを選ぶと、お顔のサイズが強調され、途端に「ダサい」イメージになってしまいます。、野田さんが一番気をつけられるべきところは、シャツの襟!!
政治家にとって、必要なのは「かっこいい」ことではなく、「存在感」です。
それは、外見だけでなく、声のトーン、話し方、姿勢、いわゆる立ち居振る舞いに大きく左右されます。
あの鍛え抜かれた演説・・・。落ち着いた耳触りの良い声というのは大きな武器となり、絶妙な「間」の取り方、「目配せ」に、人はこの人なら、という安心感や期待感を覚えるのです。
日本人中年男性、典型体型のような野田氏。
同世代の方は、ご自身とオーバーラップさせながら、別の視点からも野田氏に注目なさってみてください。
あくまでも、重要なのでは政策と実行力ですが。
それと「根回し」。これも本当に重要なのですね。ここしばらくの政界を見ていて強く感じた事の一つです。