今、私は長男の散髪を待っているところだ。


自閉症の長男は、散髪好き。

ちょっとでも髪が伸びると

「行きましょう!」と私に言う。


そして、自分でフタッフさんにお願いし、

仕上げの確認では

ちょっと「ここはこうしてください」と追加でお願い。

髭剃りを楽しみ、笑顔で散髪を終えるのだ。




そんな長男の散髪も

12年程前までは、私にとっては憂鬱でしかなかった。


感覚過敏の長男。

小さい頃は、寝るのを待って寝ている間に切っていた。


しかし、年中頃になると、

ハサミが肌に触れると目が覚めるように。

だから、中途半端な髪型になる時も。


年長になると、就学も控え、

そろそろ床屋さんデビューしないとなと思い始める。

意を決して行った近所の床屋さん。

何をするのかも分からずパニック。

抑えられると余計にパニック。

結局、切れず。。。


慣れる問題ではないのは分かっている。

でも、何とか理解して行けるようにならなくては。


半年かけて行った母ちゃんの作戦。


まずは、おうち床屋さんから。

タイムタイマーを5分にセット。


床屋さんの絵カードを見せる。

椅子に座って、ケープを巻く。

気を散らすために動画を見ながら。

切っても切らなくてもタイマーが鳴ったら終了。

ご褒美にアイスを食べる。


これを毎週、

少しずつ時間をのばして繰り返した。


半年後、床屋さんに説明して挑戦。

家と同じようにして。

バリカンは無理でしたが、無事成功。


気が付けば、

動画も要らなくなり、

バリカンも平気になりました。


人によってもちろん違いはありますが、

うちの長男はこうして散髪の課題をクリアできました。




きっと悩んでいる方はたくさんいるんだろうな。


どうか、無理矢理にならないように。


その子の出来そうな所から少しずつ。