「男は背中を向けられる人がいないのよ。」
とある女がつぶやいた事。
男の人生に仕事の成否は切り離せない。
男として、人としての評価が、
役職という分かりやすいレッテルに集約されてしまうから。
男にとって社会人になるということは、
競争に常にさらされるということに等しい。
社内の競争相手だけではない。
アイツが部長になった、NY支局に行った、あっちに飛ばされた…
学生時代の友人でさえ、友人であると同時に比較対象になってしまう。
その結果、心を許した友人にさえ、
だんだん弱みを見せられなくなっていく。
「同窓会には成功したヤツしか参加しない」のも、
この原理が働いてしまうから。
女とは逆。
女は弱みや愚痴を吐くことで共感を集める生き物だけど
男は、男に隙を見せることができない。
背中を向けられる瞬間がない。
だから、男が弱った時に頼れるのは、女だけなのだ。
男が精神的に女を求めるのは、この点にある。
では、女は何をするべきか。
傷を負った男に、
もう一度外で戦うための体力を回復させる。
自信を取り戻させるのだ。
彼を信じてあげること。
居心地のいい時間を提供すること。
女に求められているのは、
これだけなのだ。
男性には、女性には到達できない苦労がある。
それを、全部は理解できないけれど男性が背負っているものとして
尊重する。
遅くまでお疲れさま。
頑張ってくれて、ありがとう。
彼の苦労を想い口にするだけでいい。
美味しい夕食を用意するのもいいだろう。
でも、女も働いていたら、それはなかなか難しいのが現実。
それなら、自分も働いている立場を活かせばいい。
家庭に専念している女より、
仕事に身を擦り減らし、
競争にもまれる苦悩が想像出来るはずだ。
ただただ、寄り添う気持ちが、尊重する気持ちがあればいい。
美人でもなく、一見素敵にも見えない女性が
高スペック男性をゲットしている時、
たいていこの原理に当てはまっている。
「安心して背中を預けられる唯一の存在が
彼女であり、妻なのよ。」
そうつぶやいたのは、私の母である。
スキがない女③はまた今度書きますm(_ _)m




