整理収納いちに〜の!

ご訪問ありがとうございます。

先日のブログで「整理上手とは不必要なモノを取り除き、適正量を所持して、きちんと収納している人」と書きました。

この事を文章にすると、色々な言い回しや単語があると思います。

整理収納に「絶対的な正解」はありません。様々な情報からご自分のライフスタイル、趣味嗜好とすり合わせ、実践しやすいものを取り入れていってくださいね☆

さて、お話しを本筋に戻しますと、「整理上手とは不必要なモノを取り除き…」の部分ですが、実際に不必要なモノを取り除くにはどうしたら良いのか?

賞味期限や消費期限が過ぎている食品は不必要である、と分かりやすいですよね。では、もうデザインが流行遅れだっり、年齢と共に変化した自分の趣味に合わないブランドバッグや服は必要ですか?それとも不要?
 

「これ、高かったから捨てられない」や「いつか使えるかもしれない」と思い、「とりあえずしまっておこう!」となりませんか?
こういった事が、モノが増えてしまい片付けられない原因の一つになってしまうんですね。
 

ここで、必要か不要かを判断することは整理収納アドバイザーであろうとご本人以外は判断する事ができません。しかし、「踏ん切りを付けたいので、背中を押して!」と言われれば「喜んでっ!一緒に考えましょうっ!」…は、できます(笑)

整理収納アドバイザーは、判断基準の考え方をお伝えする事も大事なお仕事の一つではないでしょうか。
 

ひよっこアドバイザーの端くれですが、その考え方をお伝えしたいと思います。

要不要だけでなく、「使っているか使っていないか」を考えるとどうでしょうか?

「そう言われると使ってないな。手放してもいいな」(ただ単に捨てるのではなく、フリマアプに出品したり、リメイクしてみたりetc.方法は様々なので、ここでは「手放す」という表現をさせて頂きます)と、思えたりしませんか?

もう一つ!そのモノを所持する事にどれだけのエネルギーとスペースが必要か考えた事はありますか?
 

例えば服の保管には防虫防カビ対策が必須です。バッグも型崩れしないよう気を遣わないといけません。家電だと、使わない事による電気系統のダメージなども予想され、経年劣化を防ぐためメンテナンスを必要とする場合もあります。
 

文房具も、いざ使おうと思ったらインクの出ないボールペンばかり…とならないよう、普段から使っていなければなりません。文房具は一つ一つが小さくても「チリも積もれば山となる」状態です。こんなに大量の使えないペンが幅をきかしてる!(悲しい)と、なっていませんか?

そしてそのモノは、ご自身の物理的、精神的、時間的、経済的にどのような影響を与えていますか?

一つずつ考えてみましょう。

「物理的に」とは、前述の通りそのモノを所持することで収納スペースや生活空間を圧迫してはいませんか?収納スペースには8割収納が理想とされています。2割ほどの余裕がないと、出し入れもしづらくなってしまいますね。

2つ目の「精神的に」とは、そのモノを所持している事で精神的にどの様な影響をあなたに与えていますか?そのモノがある事で落ち着く?安心できる?満たされた気持ちになる?特に何も無い?邪魔だなあと思っている?この精神的に受ける影響が保管するエネルギーに繋がるのではないかと、私は考えています。好きな服は大切に手間をかけて保管しますよね。メンテナンスも苦にはならないのではないでしょうか。

3つ目「時間的に」ですが、そのモノがある事によって時短することができますか?作業効率が良くなりますか?または逆に、それがある事によって欲しいモノを探すのに時間がかかってしまっていますか?そのモノを所持する事により、あなたの大切な時間はどのように経過しているのか考えてみましょう。

4つ目「経済的に」は、一度は耳にした事があるかも知れませんが、そのモノを「収納しているスペースにも家賃が発生している」という言葉通り、土地を買うにも家を買うにも、借りるにも、一坪おいくら万円か掛かっていますね。そのお金のかかっているスペースは生かせていますか?

この4つの観点から、そのモノを所持する意味を考えると、自ずと答えを見つけられるのではないかと思います。

もっともっとご説明したいのですが(ウズウズ)、あまり長文もよろしくないと思いますので、この続きはまた次回に。

ハクナマタタでレリゴー☆