今年の寒さにまだ身体が慣れていない今日。

私は寒さというものに物凄く弱い。

 

なぜだろう。考えてみて思い当たることがある。それは常人と私とでは決定的に違う、数字。

 

体脂肪率だ。

 

調べてみたところ、一般男性の体脂肪率の平均は15%〜20%。

 

それに対して私の体脂肪率はというと、

 

 

 

5%。

 

 

 

完全にアスリートに分類される人間たちの数字だ。ジャンルによってはそれ以上か。

私が寒さに弱い理由はあまりに低いこの体脂肪率にあるのではないだろうか、

 

実際、過去に運動をやってきたということもあるが、二十歳を過ぎてからは定期的に運動をしているということはなく、暴食に明け暮れる日々の方が多い。

 

仕事をするようになってから、運動から遠ざかっていたためジムに2ヶ月ほど通ったことがある。

通ったとはいえ、週に一度、2時間くらいなもんだ。

ただその2時間で結構自分を追い込む。

普段からジムに通い、マシンを使って筋肉を大きくしているお兄さん方からすれば鼻で笑われる程度のことしかやらなかったが、否、できなかったが、それでも毎回自分の限界を越えようとはしていた。

 

気持ちだけは、サイヤ人の王子ベジータに引けを取らない。

 

不思議なもので、ジムで周りの身体の大きいお兄さんたちが自分よりもっと重い負荷をかけてやっていても、自分のできる限りのことをやっているだけで、

『どうだ、俺ってすごいだろ?』みたいな気分になってくる。

 

周りの目なんて気にはしないのだが、いつのまにかほんのり意識してしまっている自分がいるのだ

日々ジムに通い自分を追い込んでいる人たちの気持ちが、そのとき少しだけ理解できた。

 

 

そうして2ヶ月後、私の体脂肪率は4.2%にまでなった。

筋肉量などの数値は、一般平均を上回っていた。

 

どうだ、俺ってすごいだろ?

そんなことを少し思ってしまったが、ジムのスタッフのお兄さんから、

 

 

「風邪、ひきやすくないですか?」

 

 

と、言われた。

 

 

 

 

 

 

 

私はジムに通うのをやめた。

 

 

その後も特に太るということもなく、体重が増えたとしても3kgほど。

そのくらい増量すると変な焦りを感じるので、家で筋トレなどをして削りにかかる、ということを繰り返している。

 

ちなみに私、お酒はあまり飲まない。飲酒は太る大きな要因らしいです。お酒を絶って物凄くスマートになったお客さんが言っていたので信憑性があります。

 

 

でも私は寒いのが嫌なので、養命酒を飲もう。