
映画公開時にちょうど長崎に行く用事があって、映画館でみようかどうしようか迷った作品
迷った挙句、同じ時期に公開していたパシフィック・リムを観たんでした

やっぱり映画館で観るなら迫力重視の作品かとその時の私は思ったんですね
この『風立ちぬ』という作品は戦争に関してと監督最後の作品ということで話題になりましたね
見終わってまず感じた事はやっぱり映画館で観なくてよかったということです
とにかく一人でじっくり観た方がいい作品だと思いました
作中では実在する人が登場しますし、実際に飛行機がどのように飛び立って着陸してと少しではありますが描かれます
パイロット側からの視点での零戦については、小説『永遠の0』を私は読んでいたので描写もわかりやすく、この作品では零戦を作る側の視点がわかりやすかったです
声優については、主人公の声があの庵野さんということでプロの声優さんとは違ってはじめは違和感を感じたんですが、慣れてくるとあのしゃべり方が逆に天才独特の雰囲気を醸しだして、やっぱりこの声優陣でよかったんだなぁと思いました
主人公夫婦は上司の家に居候するんですが、さんざんお世話になっておいて挨拶もせず嘘をついて立ち去る主人公の妻に『好きな人には綺麗な姿だけ見せたいのよ』と怒るどころか理解してあげる上司の奥さんにどんだけ優しいんだろうと感心しました
作中には沢山の『矛盾』という言葉がでてきたように思います
その矛盾を表現するために沢山のファンタジーを織り込んだんでしょうね
やはり宮崎駿監督は天才だと思います
私が初めて宮崎駿監督が天才なんだなって思ったのは、『風の谷のナウシカ』のマンガ版を読んだ時です
ネットでちらりと読んだんですが、この作品にはマンガ版があるようです
入手するのは困難なようですが、いつか是非読んでみたいです

久しぶりの更新!
今まであまりにも忙しくて。
やっと一息ついたので、先日図書館で上限の5冊の小説を借りました
まず読んだのがこれ

以前に『正義のセ』の1巻を読んでいたので、続きが読みたくて

やっぱり阿川佐和子さんの文章は読みやすいです
読解力があまりない私でもつっかえずにサラサラ読めて、ちょうど1晩づつで2巻3巻と一気に読めました
このお話は新米女性検事の奮闘記です
作者本人が『正義のセ』という意味についてラジオで語っているのを聞きましたが、正義というものは立場などが変われば変わるものだし、主人公については検事といってもどこか欠陥のある人にしたかった、彼女の正義はセイギのセぐらいのものだと言っていました
私はこの主人公に対して、とにかく未熟だなという印象で、だいたいこういう感じの話は主人公が素直だったり健気だったりして応援したくなるものなんですが、ドジも自業自得という感じで、ピンチになった時に周りに泣きついて助けてもらうくせに自分勝手に都合よく周りに甘えるという感じが全然好感をもてませんでした
好感はもてなかったけど、作者の狙いどおり、どこか欠陥のある人像が浮き彫りにされ、かたい話を身近にわかりやすく、人間味が加えられた話に仕上がっているんだと思います
作者はこの3巻が完結のように言っているようです
でも私はなんだかスッキリした気持で本を閉じられなかったな
未熟な人が未熟なまんま終わるって、ちょっとは成長してくれよって、生み育て見守ってきた作者なら思って欲しいな
主人公に好感が持てなかったと言いながら、成長した主人公をもっと描いて欲しいと思ってしまう私でした





