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林昌寺(泉南市)

鉄旅と寺社めぐり写真紀行-林昌寺



大阪府泉南市信達岡中にある、林昌寺(りんしょうじ)です。



林昌寺は、人皇45代聖武天皇の勅願寺として、天平年間行基菩薩によって開創せられた泉南の古刹です。



寺伝によれば、菩薩が天皇の勅を奉じて各地に相応の勝地を求めていた時、たまたま訪れたこの地で、或る夜当山の山峰に瑞気があるのを認められたといいます。



菩薩は自から山頂に分け登り、そこで禅坐をするうちに、弥陀の霊瑞を感得せられたのでした。



菩薩は直ちに下山して、この由を奏上したところ、天皇は大いに喜ばれ、この地に鎮護国家のための一大伽藍を建立せよ、との勅を下されました。



そこで菩薩によって3院6坊を擁する大寺院が建立されることとなり、畿内49院の1院といて当山の開創を見るに至ったものである。



この地の水が鉱質に富むことから、山号を温泉山とし、菩提院岡寺と称されることとなりました。



下って平安時代の後期、人皇73代堀川天皇が当山に行幸のみぎり、山つつじが見事なるをもって自ら山号を躑躅と改められ、寺号を法林繁昌の勝地なりとして林昌とし、躑躅山林昌寺と勅号されたのでした。



創建当時から偉容を誇っていた大伽藍は、天正年間織田信長南逆征討のとき、おしくも兵火により、3院6坊共にことごとく灰儘に帰しました。



現存の諸堂宇は、江戸時代初期から中期にかけて建立されたものです。



林昌寺は京都仁和寺を総本山とする真言宗御室派に所属し、泉州地区の弘法大師信仰の中心として知られ、別称を岡大師といいます。



観音堂には、西国33ヶ所の本尊が祀られています。



なお、寺内山中の四国88ヶ所は、近隣の信仰をあつめるほか、約1時間で順拝できるため、手近かなハイキングコースとしても知られています。




鉄旅と寺社めぐり写真紀行-林昌寺



林昌寺 本堂





鉄旅と寺社めぐり写真紀行-林昌寺



観音堂





鉄旅と寺社めぐり写真紀行-林昌寺



薬師堂





鉄旅と寺社めぐり写真紀行-林昌寺



地蔵堂





鉄旅と寺社めぐり写真紀行-林昌寺



法林の庭





鉄旅と寺社めぐり写真紀行-林昌寺



地蔵堂のある高台から見た境内





《御朱印》



和泉西国三十三所観音霊場 第三十一番


鉄旅と寺社めぐり写真紀行-御朱印 林昌寺



奉拝 平成二十五年六月十四日



大悲殿



 岡大師 林昌寺





【アクセス】 JR阪和線「和泉砂川」駅下車、徒歩20分。





信達神社

鉄旅と寺社めぐり写真紀行-信達神社



大阪府泉南市信達金熊寺に鎮座する、信達神社(しんだちじんじゃ)です。



御祭神:神倭磐毘古命(神武天皇)、金山彦命、伊邪那美命





鉄旅と寺社めぐり写真紀行-信達神社



昔、泉南樽井の海岸に神武天皇(神倭磐毘古命)の像があり、里人等は神意と思い引き上げ一度は樽井に祀ったが、更に神意を得て現在の地に祀ったのが信達神社の始まりです。



天武天皇白鳳10年(682)、役小角が金峯・熊野の両神を勧請し本殿に合祀したもので金熊大権現と呼ばれ当時の信達荘十三ヶ村の産土神である。



御祭神の頭文字、金と熊をとり此の里を金熊寺と称しました。



天正年間(1572~1592)、織田信長、豊臣秀の根来征伐の兵火に炎上し、社殿が焼失したが御神体は無事であった。



江戸時代初期、正保4年(1647)、この地の豪族神主、矢野和泉守家次が東西に奔走し、桁行五間梁行二間の社殿(五間社流造)を建立した。



矢野神主に「此の地に梅木を植えなば此の地益々隆昌ならん」の神教あり、矢野氏一族が、梅を植林したのが金熊寺梅林である。



明治初年の神仏分離で金熊寺から独立、信達神社となり現在に至っています。




鉄旅と寺社めぐり写真紀行-信達神社



鉄旅と寺社めぐり写真紀行-信達神社



信達神社本殿(五間社流造)





鉄旅と寺社めぐり写真紀行-信達神社



境内末社の疫神社(御祭神:久那戸之大神)





鉄旅と寺社めぐり写真紀行-信達神社



市杵嶋神社(御祭神:市杵嶋姫之命)





鉄旅と寺社めぐり写真紀行-信達神社



琴平神社(御祭神:大国主命)





《御朱印》


鉄旅と寺社めぐり写真紀行-御朱印 信達神社



信達神社



奉拝 平成二十五年六月十三日


※ 朱印は、6月13日となっていますが、実際に訪れた日は14日です。



【アクセス】 阪和線「和泉砂川」駅から山方面回りのコミュニティバスに乗りかえ、「金熊寺」バス停下車、徒歩5分。




金熊寺(きんゆうじ)

鉄旅と寺社めぐり写真紀行-金熊寺



大阪府泉南市信達金熊寺あるお寺、金熊寺(きんゆうじ)です。



金熊寺は、別名「一乗山観音院」と言い、真言宗仁和寺の末寺であり、天武天皇の白鳳10年(682)に役小角が創建しました。




鉄旅と寺社めぐり写真紀行-金熊寺



また、梅の名所として古くから知られており、いまも春の訪れとともに甘酸っぱい薫りを運んできます。



近くには、金熊大権現が祀られていた信達神社があり、金熊寺梅林とともに大阪みどりの百選にも選ばれています。




鉄旅と寺社めぐり写真紀行-金熊寺



金熊寺 本堂



御本尊:如意輪観音





鉄旅と寺社めぐり写真紀行-金熊寺



寺務所





鉄旅と寺社めぐり写真紀行-金熊寺



金熊寺前の小さなお堂





鉄旅と寺社めぐり写真紀行-金熊寺



鉄旅と寺社めぐり写真紀行-金熊寺



金熊寺 庭園





《御朱印》



和泉西国三十三所観音霊場 第廿九番


鉄旅と寺社めぐり写真紀行-御朱印 金熊寺



奉拝 平成二十五年六月十四日



大悲殿



 一乗山 金熊寺






【アクセス】 阪和線「和泉砂川」駅から山方面回りのコミュニティバスに乗りかえ、「金熊寺」バス停下車、徒歩5分。