鶏白湯魚介濃縮ラーメン。

 

メレンゲを彷彿させる泡立った白湯スープが特徴的な無化調ラーメン。

圧力鍋で素材の味を凝縮したスープに

実に12種類以上もの魚介を用いた醤油ダレが売りとのこと。

全粒粉を使った中太の麺は甘みが強く、歯ごたえがプリッと力強い。

スープの塩気は強すぎず、かといって麺の甘みが感じられないほど弱くもない。

とてもバランスが良く完成度の高いラーメン。

 

チャーシューは豚の角煮よろしく厚切り、かつ柔らかく煮込まれた

バラ部分が使われており、かなり食べ応えがある。

ただ、スープの味を壊すほどの濃い味付けはされておらず

ここにもバランスの良さを感じる。

鶏の胸肉部分も厚みのあるカットで盛り付けられており

鶏白湯との相性は言うまでもない。

 

興味深かったのはメンマのカット方法。

一口大のぶつ切りで、従来の短冊型とは違った

ボリューミーな食感が印象的であった。

チャーシュー同様、スープの印象を損なわない程よい味付け。

厚切りな分、ほんのりとえぐみを感じ取ることができる。

 

平日の20:00頃に入店したが、常に待ちが5〜6名。

列が途切れる様子はなく活気あふれるそのムードは

間違いなく人気店のそれであった。

ここのラーメンにもやはり、一度食べただけで印象づけるだけの

強烈なインパクトが感じられた。

『美味い』の価値観は人それぞれ。

数値化をすることはおろか、優劣はつけられないが

競合との差別化を図る上で、オンリーワンな個性付けは必須と言えるのだろう。