またまたイチの過去の暴露を。
実はイチは昼職に就いてすぐにリーマンの彼氏がいました。
その人とは破局をしました。
その直後に私は歌舞伎町に迷い込んだってわけです(ざっくりすぎるけどw)
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軽めの二日酔いを抱えて出社してみたはいいけど・・・。
なんとも言え無い気だるさに仕事なんて捗るはずも無く(´・_・`)
私は某ホスト用掲示板などをパトロールしておりました(笑)
読んでるだけで実に面白い。色んなドラマがあるんだなぁ~なんて思いながら眺めていました。
そんな中。リーマンくんからメールが来ました。
それまでの私は「クソ野郎」とか「うっとおしい」とか連発してたのに・・・
この日、もう終わりにしよう。って思って
「いままでどうもありがとう。あなたの幸せを願います」
なんて仏様の様な言葉が言えてしまったわけです。
大人になりきれない婆なので、別れた現実を認めるまでちょっと時間がかかってしまいました。
ただ、自分でメールの送信ボタンを押した瞬間にぶわっと涙が溢れてきました。
【日中のオフィス街で号泣する婆】
なんとも痛々しい絵面でございます。
そんな中電話が鳴った。一瞬リーマンくんかと期待してしまった辺り・・・愚か者ですw
「フミヤ」
と着信表示
嗚咽を走らせながら電話に出る
「も‘じも‘じ・・・ぐすん」
「どうしたのぉ??いっちゃん大丈夫ぅぅ??」
「ダメや。あかん・・・」
「何があった?どうしたの・・・」
「なんでも無い」ってか・・・私だいぶ痛いなw
そんなこんなで私はひとしきり一連の話をフミヤに話す。
「分かった。俺が聞くよ!ネッ?だからもう泣かないで」
「分かった。仕事終わったら連絡する・・・」
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そして、仕事を早めに終わらせて私はまた歌舞伎町にたどり着いた。
翌日に有給の申請をちゃっかり出してからw
フミヤに電話をかける。が出ない。
もういいやと、フミヤの店へ直接向かう。
いつもの通りを通ると、キャッチくんに遭遇する。
「いっちゃん。今夜はどうする?遅かったね」
「今日はもう決まってるんだよね。だからまた今度~(´・_・`)」
「わかった~♪一人で路地歩くなよぉぉ~」
とお父さんみたいな事を言われる。
なんだか私ちょっと苦笑い。
お店の前に着いた。
入口を入ったらすぐに内勤さんが笑顔で迎えてくれた。
実はこの日。けいちゃんのお店は定休日だった。
だから私は後ろめたさが一切無かった。
「こんな日にあっちの店が休みだから悪いんだもん。私悪く無いんだもん」・・だもんじゃねえよ婆w
そんな気持ちで席に着いた。
すぐにフミヤがやって来た。
内勤さんも初回では無いので色々メニューを持って来て説明してくれた。
適当にいつも飲む飲み方でお願いして、フミヤにも好きなの飲みなよと言う。
「いいの?ビール貰っていいの?」
「あっどうぞ(´・ω・`)」
「うん。ありがとう」
そんな初々しいのなんてどうせ、今夜だけでしょ?その謙虚さもすぐに化けの皮剥がれるんでしょ
最近・・・心の中に邪悪な何かを飼ってる私はそんな事を思いながら、最高峰とされる接客を受けた。
初回とはやっぱり違って、ヘルプも凄いメンツが座ってくれた。
姫と呼んでくれるキャストが居た。姫って・・・姫って・・・(((o(*゚▽゚*)o)))
ただのその辺に転がってる婆さまですよ。私なんて。
その辺でゴミクズみたいに男に捨てられてくすぶってた婆ですよ。私なんて。
いろんな卑屈な想いをはせながらも楽しい時間はあっと言う間にすぎた。
私の大っきらないな終宴のお告げですよ。
するとフミヤが「いっちゃん。この後どうするつもり?どっか行く?」
えっ?えええええええええ??
こんなボロボロに落ちぶれた婆とアフターするのかぃ?この店のホストは!←ひねくれ過ぎw
「うん!行こうよっ」←なぜかフミヤには素直に喜べる私
するとフミヤはさあ行こうと私の手を引く・・・
片付けはしないのかと尋ねると。
アフターのほうが掃除より大切だからうちの店は残ってる新人さんがやるんだよ
ふぇ~。そうなんだ。けいちゃんの店なんてなかなか出て来ないよ。。。
「ドコ行く?」って聞いてきた。ドコでもいいけど・・・。
「何か食べにいこうか」と歌舞伎町にあるお寿司屋さんに行った。
「今日は俺が聞くって言ったんだからとことん聞かせてよ」
なんて言われて・・・ボロボロ泣きながら色んな話したなぁ。
この当時。私はまだ、ホストの彼等をサンドバックか何かと勘違いしてる節があったw
何をくそみそに言ってもさらけ出しても構わないと。
どんな汚いドロドロしたものが腹の中に居るのかをこの人達に吐き出しても問題無い。
そんな気持ちで居た。
そもそも・・・ホストを愛する事だけは一生できないと思っていたから・・・。
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