本当に今、肉体は過去の妄想の中にしかいない気がする。
なにもなくて、私もいなくて、何もしないことが、現実の夢を生きないことが一番正しい気がする。
510#3
どの一瞬においても、肉体はまったく存在しない。
それは常に思いだされたり、予期されたりするが、決して、今、体験されることはない。
肉体の過去と未来のみが、肉体を実在するかに見せている。
時間が全面的にそれを支配している。
なぜなら、罪は決して、完全に現在の中には存在しないからである。
どの瞬間においても、罪悪の魅力は、苦痛以外のものとして体験されることはなく、それゆえに、回避される。
それは、今、魅力をもたない。
その魅力の全体が架空のものであり、したがって、過去か未来にあるものとしてしか考えられない。
