立派なあたしですが
立派が故に体調をよく崩します。
原因不明の発熱と骨の痛みに立派に耐えています。
若者達は我先にと春の装いでキラキラしていますが
あたしは黒のワンピースに黒のロングコートに黒のマフラーに黒の靴に黒の鞄でそれはもう某ドラマの麦さんのように立派です。
嘘でした。
靴下だけは白でした。
おぱんつもおちちがーども黒ですが靴下だけは白でした。
春はまだ来ず、寒気がしますということの現れです。
なんだろう、この骨のくすぐったさは。
今あたしが死んだなら死因はきっと骨ソワソワです。
骨ゾワゾワかもしれませんが
十中八九そのどちらかです。
八がゾワゾワで
九がソワソワ。
一から七は
考えてみたけれどそんなランキングには興味が湧かないのでやめておくに越したことはないでしょうね。
そうでしょう?
そうでしょうよ。
あたしが死んだら哀しむランキングの方が気になります。
生きてる間の接し方もランキング順に変えていきたいですからね。
十には媚を、一には多少の冷たさを。
ランキングですから、競っていただかないと飽きてしまいますでしょう?
などと気色の悪いネガティブさを出しているふりをしている訳ですが
中の人はへらへらしています。
熱のせいでしょう。
深みなんてものが皆無なあたしの
頭の潮干狩りでした。
収穫はありません
でした。