決戦前夜

押忍、主将の湯浅です。いよいよ明日が引退試合となりました。
長いようで短かった四年間でした。1.2年目は大学のレベルの高さに圧倒され、やる気が起きなかったこともありましたが、3年目からは、チームのポイントゲッターになると決め、今まで以上に自分と向き合い勝負してきたつもりです。
今年の春に幹部交代式を終え、新主将に選ばれました。主将をやるつもりは無かったのですが、選ばれた以上、どのようにすればこの弱小チームを強豪校に変えれるかを四年生で考えました。すぐに妥協する選手が多かったので、嫌われる覚悟を持ち、練習中はピリついた雰囲気を出しながら全力で取り組んできました。そして、時には厳しく叱り、仲間に喝を入れるように意識してきました。このやり方に全員が納得していたとは思えませんが、文句ひとつ言わずに自分のやり方について来てくれました。それからは、チームの練習雰囲気が変わり、全員が「こなす」練習から「試合に勝つ」練習をするようになりました。大学から拳法を始めた選手が半分のチームなので実力は乏しいかもしれません。センスのないチームだと思われているかもしれません。でも、自分はこの仲間達に一番信頼を置いていて、このチームが一番好きです！明日はこんな最高の仲間達と試合できるのが最後だと思いたくないです。
ひとつでも多く、少しでも長く闘いたいので全力で勝ちにいきます。そして一番お世話になった越後屋先生、高橋監督、小林コーチ、その他OBの先輩方に最高の景色をお見せします！国士舘大学の応援をよろしくお願いします！

国士舘大学日本拳法部 52代 主将 湯浅貴勝

日時:12月10日 (日) 午前9時半開会
場所:大阪府立体育館(エディオンアリーナ大阪)