歯科治療というのは、経験上でも非常に高額なものだと思います。一般的な虫歯の治療などであれば、保険が使えるのである程度の費用で済むのですが、それでも一回で治療が済むというわけにはいきませんし、さらに詰め物などを良いものにすれば、保険適用外になることもあります。また、それ以外にも美容目的で歯医者に通う場合などにも、保険が使えない場合もよくあるのです。ですから、どうしても治療しようと思っても、なかなか歯医者に通えないという事もあったのですが、最近ではネットである程度の治療の金額の目安なども知る事が出来るようになりました。この情報を見れば、おおよその治療費用も見当がつきますし、自分が行うレベルの治療であれば、それほどの予算がかからないこともわかってきたのです。さらに、歯医者のホームページの情報なども細かく掲載されている場合があり、自分の治したい部分の治療を得意とする歯医者などもすぐに探せるようにもなりました。ネットが普及してきた事で、今までよりも格段に歯医者も探しやすくなったのです。
 

タイトルの通り、私は歯医者が非常に苦手です。よっぽどのことがない限り行かないのが当たり前でした。(おもに詰め物が取れるとか、欠けるとかそんな時)なぜこれほどまでに苦手意識を持っているかと言ったら、やっぱり子どものころのトラウマでしょうね。痛かったり怖かったり、怒られたり。それで行きたくないんだと思います。しかし、そうも言ってられないことが起きました。歯が痛すぎて、眠れないし、風呂にも入れなくなったのです。それでもしばらく行きたくなくて、どうにかやり過ごせないかと悪戦苦闘しました。数日も持ちませんでした。意を決して歯医者に電話をしたのですが、予約がいっぱいで治療してもらえるのは1週間後。泣きそうでした。1週間冷たいシートを貼って冷やしてやり過ごし、無事治療を終えました。しかし、今の歯医者さんって痛くないんですね。削るときも麻酔を打ってくれますし、麻酔を打つときも痛くない。だからといって、ひどくなってから行く、というのはもうこりごりなので、今は真面目に4か月に一回通っています。それなら、虫歯ができる前にきれいにしてもらえますしね。
 

全国的にも歯科の開業がますます増えている模様です。私の近所でも知らぬ間に新しい歯科医院がオープンしています。一方で、需要と供給を考えると、これだけ歯科医院が増えると、稼げる歯医者と稼げない歯医者が出てきます。近所では歯科医院を閉めたところもあります。たしかに、ある時期から患者さんが入ってないのは周りに住む人間であれば気付いてる状況だったと思います。これだけ歯科医院が増えていても、とても稼いでる歯医者さんがいます。歯科医院の立地条件やサービス内容も影響してるのでしょうが、私が気付いたのは、歯科医院により診療報酬が異なることです。同じ治療を受けても支払う治療代が異なるのです。サービスが同じであれば、どんな患者さんも少しでも安い歯科医院を選択するはずです。どういう仕組みで治療費の違いを生み出せるのか詳細はわからないですが、歯医者の判断で決められる模様です。市内で一番安い歯科医院というので稼いでる歯医者さんと会ったことがあります。安くするには、それなりに患者数がいないと経営がなりたたないです。たしかに、そこの歯科医院は、全国からもわざわざ来院されてます。となると、安いだけでなく、患者にとって何かしらの付加価値があるに違いないです。稼げる歯医者は、全国からも患者を呼び込める経営力があるのです。鶴瀬 歯医者