今日は久しぶりの「母親講座」
メインのスライドがあるだけで、細かい内容はそのとき考えるので、自分の学び度も分かっていいです。
さて、毎回こういう講座をするときに、必ず伝えることが2つあります。
ちなみに今日はその1つを言い忘れました(笑)
1・学んだことを実践するときは、必ず相手(子ども)にその旨を伝える。
2・たった一回でもいいから、学んだことを実践してみる。
1・学んだことを実践するときは、必ず相手(子ども)にその旨を伝える
子育てや育成法などを学ぶと、ついすぐにやってみたくなる人もいます。
でも、それは大前提である、相手との信頼関係を高めたい、相手を尊重する、対等ということを忘れてはいけないと思います。
ここを考えずにしてしまうと、「相手をコントロールしたい!」感、満載になってしまいます。
心理学系のことを学ぶときは、ここは絶対に忘れてはいけないと思っています。
「今日ね、一尾先生という人がやっているところでお母さん、勉強してきたんだけど、~ってやるとなんかいい感じになるらしいから、ちょっとお母さんもやってみるね。」
ぜひそうやってもらいたいと思っています。
そうすれば、子どもはコントロールの相手から、いっしょに育つ協力者となります。(結構子どもの指摘は厳しいですが(笑))
でも、これこそヒドゥンカリキュラムなんだと思うんですよね。
「相手との関係をよくするために、チャレンジをするんだ。失敗してもあきらめずにチャレンジするんだ。」ということを子どもに伝えることになるんじゃないかな、と。
これは今日もちゃんと言いました。
2・たった一回でもいいから実践してみる
これは今日言い忘れました(笑)
こういう場所に来るお母さんたちのバックグラウンドを考えると、基本的に子どもたちに対して十分考えているお母さんたちです。
だから、今日学んだことを実践し続けられなかった、がんばったけどすぐに元に戻ってしまう、となっても、全然気にしないでください、って伝えています。
ただ、1回くらいは使ってもらいたいなぁって思っています。
そのいつもとは違うたった1回の言葉が、もしかしたら子どもの一生を支える言葉になるかもしれないからです。
私たちはいろいろと思い出すとき、そのシーンすべてを思い出すわけではないと思います。
切りとった一場面、あるいはワンワードを思い出すことが多いように思います。
だからこそ、続けられなかったこと、元に戻ってしまったことにあまり意識をもち過ぎず(できるに越したことはないですが(笑))、一度でいいから、いつもとは違う言葉がけをしてみてはどうかな?と思うわけです。
いつもとは違う言葉が、もしかしたら脳に引っかかって、記憶として残るかもしれませんからね。