相談相手を持っておく | 「気づき」と「人間力」の教育 一尾塾

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前回に引き続いた内容で、STePSトークで出た質問より。

「いじめ・非行にどう対処するのか」

いじめに関しては前回の記事で書きました。

今回は、非行についてです。

この質問を書いた方が、何をもって「非行」としているのかがわからないので、どう書けばいいか考えますが、私が思う「非行」ということであれば、まずは自分では解決しようとせずに、信頼できる方や経験豊富な方に相談すると思います。

 

非行に至るまでに学校できることはなにか?と考えると、このあたりはいじめの記事に書いたこととほとんど変わらないと思います。

それに付け加えて、いわゆる「問題行動」と言われるような行動について、いつも私が考えのスタートとするのは、アドラー心理学の考え方です。

その行動で達成している目的は何なのか?

注目を引きたいのか?自分の思う通りにやりたいのか?やり返したいのか?それともあきらめさせたいのか?

そんなことを考えると思います。

そして、相手役はだれかな?と考えます。

 

それから、本人に聞くと思います。(もちろん聞けない場合もありますが・・・)

「もっと見てもらいたいってこと?」「自分の思い通りにやりたいってこと?」「仕返ししてやりたかった?」「ほっといてほしいの?」などなど。

そして、そのときの相手の反応を観て、そのあとを続けていくと思います。

そのあとはどうなるかはわかりません。

相手と私の関係次第だと思います。

原因ばかりに捕らわれず、目的についていろいいろと考えるでしょうし、その目的に基づいた対応を取っていくと思います。

 

また中・高学年以上の思春期に起こりやすいといわれている、

「とにかく仲間が大事!」「人よりも優れていたい!」「興奮していたい!」という気持ちについても参考にして対応すると思います。

 

アドラー心理学に基づいた子ども観について知りたい方は、この本かな

子どもの教育―アドラー・セレクション

子どもの教育―アドラー・セレクション

  • 著者アルフレッド アドラー
  • 価格¥ 2,160(2016/01/19 18:33時点)
  • 出版日2014/09
  • 商品ランキング88,285位
  • 単行本254ページ
  • ISBN-104434197053
  • ISBN-139784434197055
  • 出版社アルテ