児童心理 8月号 「反抗期を乗り切る」 (金子書房)
今回も興味深く読ませてもらった。
この8月号にも、アドラー心理学は2つ記事があった。
特に反抗期、思春期といった自分自身でも原因がなにがなんだか説明できないときに、目的論と対人関係論を中心としたものの見方、考え方は、本人にとっても、関係者にとっても有効なのだと思う。
ほかにも、ヤンキー文化とYOSAKOIソーラン節を結び付けた論考も面白かった。
そして、連載である、つながり過剰症候群の第3回もなるほどなぁと納得。キャラ化する人間関係という題だった。キャラ化した自分と付き合っていくと、それこそ就職活動のときに困るのだろうなぁと。一気に世界がひろがって、単純化されたキャラだと、どこにだって存在していて、自分の存在価値が薄れてしまうから。
そして、思春期の子育ての親の心理的ストレスの背景要因として、子ども要因のほかにも、親の要因(アイデンティティの再構築、夫婦関係などの親の心身の課題)が提示されていたことにも納得。日頃思っているし、伝えていることでもあったので、大きくはずれてはいなかったな、と。
私自身、反抗期にどっぷりつかった感がある。
いまいち息子からは感じられないので、ちょっと物足りない(笑)
まぁどこかで反抗はしているのだろうけれど。