シビックインター 最後?の挑戦 -2ページ目

WTCCシビック日本一決定戦

本日からWTCCのレースウィークが始まります。

シビック日本一決定戦として、WTCCもどきの

2レース、リバースグリッド方式で開催されます。

参加台数は19台。

予想としては、岡山ではめっぽう強い前嶋選手を中心とした展開になりそうです。

松井選手は先々週の西日本シリーズで優勝したように、

かなり車のセットが決まってきている模様。

その2強にICHIがどれだけ絡めるかでしょう。


本日の走行は14:45から30分。

多分皆さん予選のシュミレーションとして、新品タイヤを投入します。

ICHIはセッション中盤で予選シュミレーションのためタイヤ交換予定。

路面温度がそんなに高くならないとした予想と、

前回の岡山テストの結果からリアに初めて新品タイヤを投入予定。

6月の第3戦ではリア新品タイヤはまったく使い物にならなかった。

それから車のセットが変わり、今回再チャレンジ。

どうなることか・・・・。

いずれにしても予選は一周勝負。タイヤの最大グリップ発現タイミングを捉えたものの勝ち。

やるしかないですね。







FD2シビックの特性とインタードライバーのスタイル

ホンダエキサイティングカップは今年からシビックFD2のワンメイクとなりました。

初年度となる本シリーズの流れを見ると、

インテグラ時代で断然速かった和田選手や嶋村選手が低迷し、

変わって前嶋選手や松井選手が台頭してきています。

この理由としては、

当然、入念に準備をしてきたことや、マシンセッティングの熟成度がありますが、

ドライビングスタイルの違いも大きな要素になっているような気がします。


どのような違いなのか・・・、

あくまで私の主観ですが、エンジンも同じFFですが、インテグラとシビックでは、

明らかに乗り方が違います。


あくまで2台の相対的な違いですが、

インテグラはシビックに比べ車重が軽いこともあり、立ち上がり重視のドライビングをした方が速く走れます。

思いっきり突っ込んで、しっかりと車をとめて向きを変え、アクセルをできるだけ早く全開にし、

直線的に立ち上がる、そんな感じでしょうか。


対してシビックは車重が100キロもインテグラより重い上に、パワー的にはエアクリーナー、触媒の装着、

8400rpmのエンジンリミッター、筑波にあわせたギア比等により相対的にパワーダウンしています。

重いうえに、パワーが無い、そのことは各サーキットのタイムがインテグラの2秒落ちであることからも、

証明されています。そんな車ですから、インテグラに比べて立ち上がりの速さが無く、また一旦失速してしまうと、重さゆえに相当なタイムをロスしてしまいます。

すなわちシビックはコーナリング中もできるだけ高い車速を維持するような、

コーナリング重視のドライビングをした方が、タイムが出るようなのです。


で、先ほどのドライバーさんたちの、ドライビングスタイルを比べてみます。

残念ながら、私は今年初めてインターフル参戦のため、和田選手のドライビングスタイルは知りません。

嶋村選手は昨年スポット参戦した鈴鹿のインテグラインターで、2戦とも真後ろを走行したのでよくわかります。

嶋村選手はまさにインテグラの特性を知り尽くしたドライビングをします。ブレーキングポイントはかなり深く、

コーナリングの頂点では誰よりもステア角が大きく、立ち上がりは直線的です。いわゆるV字コーナリングです。

嶋村選手は、ステア角によるスリップアングルにわりと許容範囲のある横浜タイヤユーザーだったことも

そのようなドライビングスタイルの確立の要因になっているのでしょう。


一方の前嶋選手はというと、コーナリング重視のスタイルです。

速い車速を維持したままコーナーに浅い角度で進入し、コーナーのボトムスピードをあまり落とすことなく、

コース幅一杯を使って立ち上がる、といった感じでしょうか。

昨年も鈴鹿インターで途中抜かれて後ろを走りましたが、やはりコーナーへアプローチするときのスピードが、

嶋村選手よりも速いのです。嶋村選手のV字に対して前嶋選手はU字でしょうか。


二人のスタイルの違いは鈴鹿のヘアピンのラインの違いで分かります。

嶋村選手は手前の110Rを曲がってそのままヘアピンのインを目指し、しっかりと減速します。

イン側の縁石をなめるようにくるくると大舵角(大ステア)で向きを変え、

ステアをすぐに戻し直線的に立ち上がります。立ち上がりアウト側はコースが2~3m余っています。

前嶋選手は110Rを曲がり、一旦車をアウトに振ってヘアピンに進入し、

立ち上がりはアウト側の縁石まではらむ大きなラインを取ります。


先述したように、FD2シビックは車速を落としすぎるとタイムロスしますので、

高い旋回速度を維持するほうが早く走れます。

この点において、今年は嶋村選手が苦戦し、前嶋選手が活躍するといったことは、

ある程度説明できると思います(あくまで私の主観ですが・・・・)。


さて、現在前嶋選手と並んでランキングトップの松井選手、彼はもともと器用なドライバーなので、

どちらのドライビングスタイルも取れるドライバーです。彼は第4戦鈴鹿あたりから、

どうやらそのようなFD2シビックのマシン特性に気付いていたようです。

松井選手の印象的なコメントがあります。

「この車を速く走らせるコツは、アクセルを踏まないこと。ただし、ブレーキも踏まない。」

ちょっと難解ですが、ようは車を前へ転がし、高い旋回速度を維持するいうことでしょう。

インテグラのようなストップアンドゴーのスタイルでは無いことは確かなようです。


このようなマニアックな観点からシビックインターを見ていくと、とっても面白くなります。

私は?といいますと、最初から前嶋選手スタイルです。

だったらもっと成績が出るはずなんですが、レースにはいろんな要素がありますので・・・。






















岡山国際サーキットとWTCC

今回WTCCの日本初舞台となる岡山国際サーキット。

WTCCドライバーのコメントでは、ツイスティなショートサーキット、

抜きどころが少ない、といった特徴が挙げられています。


で、実際の岡山国際サーキットはどんな特徴があるのでしょうか?

ICHIなりに思うことは、

実際のコース幅の半分しか使わないコース・・・ってとこでしょうか??

コース幅を一杯に使うコーナーは、2コーナー、リボルバー、ハイパー、マイクナイト、最終コーナーで、

残りのコーナーは半分くらいしか使わない・・・。

これだけコース幅を残すコースは他のサーキットにはありません。

だから、難しいのです。めい一杯突っ込んで、外側縁石ギリギリで限界コーナーリングしても、

タイムは伸びないのです。

コーナリングの旋回半径と速度、走行ラインの距離、この3つのバランスを考えながら

走らなければならない。

旋回半径と速度を犠牲にして距離を短く走ったほうがタイムアップする区間がいくつもあるのです。

ほとんどのドライバーはこの特性に最初は騙される。気付けば徐々にタイムアップできるのです。

まあある程度のドライバーであればすぐに気付くとは思いますが・・・。


WTCCドライバーの皆さんはどんなラインを通るのでしょうか??

金曜日の走り出し直後のライン取りに注目です。







WTCC向け 岡山テスト

WTCC2週間前となり、岡山でテスト。

今回は西日本シリーズの練習走行枠を活用。

レースは牧田選手が出場します。

前回の菅生のセットで走りはじめるが、オーバーステアがきつい。

シーズン前半のセット(リア剛性が高いセット)では、まったくオーバーステアが出なかったのに・・・・。

やはり車の特性がまったく変わっていますねぇ。

オーバーステアもでるが、ひどいアンダーステアも発生。

オーバーステアは2コーナー、最終コーナーが酷く、アンダーステアはインフィールドセクションほぼ全て。

とりあえず、車高を調整(リアを下げる)してみたが、特に変化は無い模様。

路面が悪いのかなぁ・・・。

リアセットを第3戦岡山インターに戻してみる。

やっぱりリアがずっしり重くなり、以前同様ほとんどアンダーステアとの戦い・・・・。

このセットはある程度のタイムは出せるけど、その先がないんやねぇ・・・・。

リアセットを戻してプリロードを少し抜いて、ストロークを伸ばす。

菅生の予選落ちのタイヤでとりあえずアタック、1分45.4秒。

走行している車のなかでは、トップタイム。やはりこのリアセットが合っているようです。

2コーナーのオーバーステアがきつく、ドライビングはシビアだが、

これは我慢しないと・・・。なにかの雑誌に岡山は2コーナーでセットを合わすって書いてあったけど、

絶対にうそやと思う。2コーナーできっちり曲がるくるまにしたら、その他のセクションはどアンダーに

なると思うけど・・・・。


日曜日西日本第6戦。

牧田選手は予選1位、決勝2位でした。

ブレーキ温度が上がりすぎて、ダメだったようです。

車はそこそこのレベルまで仕上がっているので、

あとはWTCCの金曜日に微調整すればなんとかなりそう??











菅生シビックインター第5戦あれこれ②・・・

決勝レース、なんと朝から雨・・・・。

初めてのサーキットで初めての雨はつらい・・・。

スタートしないと、どこがラインかどこでブレーキを踏んでいいかまったくわからない。

しかも運が悪いことにポールスタート・・・。前に車がいない・・・。


HOAの桑山さんを捕まえる。

筆者:

「レース前に特別練習走行できないんですか??2周でいいから、お願いしますよ!」

桑山さん:

「その練習が無いほうが喜ぶ人も一杯いるからねー(笑)。無理!」

まあ当然です・・・・。

雨のラインとブレーキングポイントを何周目でつかめるかが勝負。

多分スタート直後には間違いなく何台かに抜かれるでしょう・・・・。


で、コースイン。コースインラップで全開でいればまだいいが、

しっかりと先導者に合わせてスローペース・・・。

グリッド上、正直牧田もあきらめ気味・・・・。

スタート。無難に決めて、ヘアピントップで通過。

2位の前嶋選手は若干遅れ気味、と思ったら、

S字3速で雨のため縁石踏まずに通過したが、まったく回転上がらず失速・・・。

ハイポイントまでにベタベタ・・・。レインボウ、通常のドライラインで通過するも、

クリッピング過ぎで水に浮いてトラクションかからない。

バックミラーみると、前嶋選手は大外回りでベタベタ。

馬の背、インを閉めながら、どこでブレーキ踏んでよいのかわからないまま、

150m看板過ぎからブレーキング。前嶋選手にアウトからあっさり並ばれる。

馬の背をコース真ん中ぐらいをとおりコーナリングしたが、大外回りの前嶋選手が立ち上がり断然速い。

SPインであっさりトップ交代。その勢いで松井選手にも抜かれ、オープニングラップで既に3位・・・。


必死ついていこうとするも、最終コーナーの速度もまったく違う・・・。

あっさり離される。レース前半、トップは1分47秒、ICHIは1分50秒・・・

なんと1周3秒の差・・・。なんでこんなにペース違うの???


と思っているうちに、和田選手、水越選手、嶋村選手にも抜かれる。

ブレーキングポイントはだいぶ分かってきたのに何でこんなにペース違うの???

みんなS字で縁石バンバン使う。菅生のS字は雨でも縁石使うのね・・・。

気付くのが遅し。それから各コーナー皆さん大外回り。SPも最終コーナーも。

ICHIもようやくそのラインを通るようにしたところ、なんとグリップが全然違う。

いきなりタイムがあがり、トップと同じ1分47秒台で周回。和田・水越・嶋村選手にみるみる追いつく。

菅生の雨ラインは相当極端。最終コーナーは本当に大外周り。うーん、今からレースがスタートすれば・・・。

と言っても既に遅し。前を走る嶋村選手が接触でリタイアして、5位フィニッシュ。

ベストラップはトップ4とほとんど変わらないところまで行ったのが唯一の救い。


次の菅生は雨でも大丈夫です。でも・・・、ほんと雨ラインが極端・・・。初めてでは無理。

でも・・・、ハミルトンだったらいけてるかも・・・。













菅生シビックインター第5戦あれこれ①・・・

舞台はスポーツランド菅生。

ICHIは菅生は初めて。もてぎも初めてだったし、富士も2回目。

初めてのサーキットは苦手ではない。


練習日、足のセット変更が決まりトップタイム。


迎えた予選、

アタックラップ1周目は5番手だったが、2周目を決めてポールポジション。

2周目はほぼ完璧。ハイポイントとレインボーが異様に速かった。


ブレーキングから徐々にステアしたところでリアが若干スライド。

当然カウンターを当てるようなスライドではない。

そのままアクセルオンすると、するする車が前に進む。

リアのセッティングを変更した結果、従来のリアヘビーな車から

ドライバーがリアの動きを積極的に使える車になった。


ロングラップタイムも速いし、決勝は何もなければ勝てると思った。