とうとうこのカルメンが幕を開けました!




秋川さんご本人もオペラ1本は初という、
とても大切な舞台でした。


稽古が始まり、
普段テレビで「千の風~」を歌っている、
なんとなく近寄りがたい、
物憂げな雰囲気のお姿しか存じ上げなかったので、




こんなに気さくで
人懐っこい
すんごーーーく
親しみのある
ちょーーーーいい人だとは
思いもよらなかった(笑)件。


稽古中どんな人にも
笑顔満々でいきなり話しかけてくれる(笑)

出演したお子様たちとも
近所の知り合いのお兄さんかいっ!ってくらい
楽しげに会話を楽しんでらっしゃるように見えました。

出演者や合唱で載っていたわたしにも
ガンガン普通に接してくれて。

オペラの現場で起こること全てに
「へぇぇーー!そうなんだぁぁぁああ!」って
目をキラキラさせながら、



それはそれは稽古場の雰囲気ちょ~~明るいわけですわ!


何よりも秋川さんご本人が
ひとつひとつ宝物を開ける少年のように
オペラの稽古で創りあげていく舞台を
心の底からわくわくして、
一生懸命、真摯に、そして不安と感動を抱えながら、


なんでこれをドキュメントにしなかったんだ!
どこかのTV局よ!と思うくらい(笑)


それはそれは美しい姿でした。


オペラって、
全身全霊、魂抜けるくらいのエネルギーを使って
マイクなしで1800人のホールに
自分の声を届けるという

音響のあるこの時代に
なんとも過酷なことをしなければいけない訳で。

それをひとつひとつ実感して、
どうやったら越えられるか、
自分の声が自分の身体から外に出て行くか

それが苦しみでもあり、
喜びでもあり。

人間のエネルギーのすごさ。

舞台に乗った人ならわかる。

だって
劇場の神様が見せてくれるんだもん。
人間のすごい力。


本番は一日しかなくて残念。
客席は満杯以上の満杯(笑)とにかくお客様の熱気がすごかった。
物語に一喜一憂する息遣いが聞こえてくるようで。


準備を進める最中、
スタッフの方が何やら段ボールいっぱいの物を
配り始めて。




ままま
まさかこれは!


なんと秋川さんから一人一人メッセージ付のプレゼントが!!

が、合唱だけでも50人いるんですよ!!

しかも驚愕の直筆メッセージ!!

あとで御礼を申し上げたら、
照れくさそうに「頑張って書きましたー(^^)」って
はにかんでおりました。

愛らしすぎる、、、


さらにキーホルダーまで!!
ニクイ!ニクすぎる!!




すんごく好きになりました(笑)


人って、
実際会ってみないと
その本当の姿はわからない。

こころからそう思いました。


本番は、
劇場の神様が見守る中、
とても感動的な舞台になりました。


カーテンコールで秋川さんが出て来られたときの

「アッキーー!!」
コール
舞台が閉まった後で我々もいただきました(笑)
お疲れ様アッキーー!

大拍手。
秋川さんめっちゃ嬉しそうに両手を上げて笑ってた。

終わった後も舞台袖で待って下さって
楽屋に戻る出演者一人一人と握手してくれたんですよ。


もう、泣きそうですわ。


秋川雅史さん、
本当にありがとうございました!


今回、合唱インペクを任されて
どうなることやらと不安もありましたが、
ふつつかながら務めさせていただきまして
皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

再演できるといいですね(^^)

ありがとうございました。