「一名古屋人のブログ」「市長のための市会ではなく、市民のための名古屋市会を!」は「はてな」に移転しました。
更新履歴:
2011年12月31日 初版公開
「則竹問題特番」
2012年 1月 5日 追記
「地域委員会」
「富口市議特集」
このエントリーでは、当ブログの各トピックについてのガイドを行います。
当ブログは2011年3月頃からの名古屋市政について触れているものです。
この時期。名古屋においては河村市長の提唱する市議会リコールが成立し、河村市長の設立した「減税日本」が名古屋市会で28議席を獲得しました。(全議席数は75、過半数ではないが第一党の議席数です。また、名古屋市会における会派名は「減税日本ナゴヤ」であって、「減税日本」とは内情、運営主体も異なることから当ブログにおいては比較的厳密に記述を分けています)
この河村市政とそれが生み出した減税日本ナゴヤについて、私が見聞きした出来事を書きとめたのがこのブログです。
最初から河村市政に対して批判的であったわけではありませんし、河村氏に個人的に恨みがあるわけでもありません。(河村氏を好きか嫌いかと言われれば嫌いです)
だいたい5月ぐらいの時点から明確に反河村の姿勢が固まりました。
ですので、それ以降の記述において一定の反河村的バイアスがかかっている事をご承知おきください。
また、事実誤認に対する指摘であるとか、反論等は大歓迎です。
是非「はてな」のコメント欄、トラックバック等でご指摘いただければと思います。
Gmail のアドレスも公開しておりますので、そちらでお送りいただいてもかまいません。(私信を許可なく公表するような事はしません)
当ブログにおける「テーマ」と「はてな」における「カテゴリー」を示します。
テーマ―カテゴリ対比表 | ||
アメブロ内テーマ | 「はてな」カテゴリ | 備考 |
ブログ | ブログ | 市政以外で思ったことなど |
データ | データ | 書き留めておきたい資料等 |
一般記 | 上記ブログよりデータに近い | |
名古屋出来事 | ||
名古屋市政 | 名古屋市政 | |
河村たかしの誤り | 河村たかしの誤り | |
減税日本ナゴヤ問題 | 減税日本ナゴヤ問題 | 市議団内の問題 |
地域委員会 | 地域委員会 | |
リコール署名再検証 | ||
リコール署名 | ||
減税政策 | ||
寄附文化 | ||
新自由主義 |
このガイドでは、これらの記事について
1)政策
1-1)地域委員会 レ
1-2)減税政策
1-3)リコール署名
1-4)議会報告会
1-5)その他
1-5-1)新自由主義
1-5-2)寄附文化
2)キャラクタ
2-1)河村たかし
2-2)減税日本所属議員
2-2-1)則竹問題特番 レ
2-2-2)富口市議特集 レ
2-2-3)済藤実咲オンパレード
2-3)河村たかし支援者
というようなカテゴリ分けで各記事にリンクを張り、コメントを付けてみたいと思います。
各問題については今後も変化する可能性はありますので、確定的な記述ではありません。
第1回目は
「(2-2-1)則竹問題特番」について。
則竹問題の発端は5月24日の記述ぐらいからのようだ。 「減税日本ナゴヤ 市会議員問題(1)」ここで様々な疑問が寄せられるようになり、減税日本ナゴヤの市議について、公開されている乏しい情報を仔細に調べている内に、則竹団長(当時)のサイト内の更新が滞っている事等に気が付いた。
しかし、それはまとまっていなかったのだが。5月24日のツイッター上のやり取りを契機にそれらについてまとめ、公開して質問することを試みた。それが5月30日のエントリーである。「減税日本ナゴヤ市議団団長 中区・則竹勅仁氏について」
そうしたところ噴出したのが所謂「減税日本ナゴヤ則竹団長(当時)による費用弁償の受領問題」である。「減税日本ナゴヤ市議団団長 中区・則竹勅仁氏について(2)(6月2日)」
結果的に則竹氏は「費用弁償」についての問題だけではなく、「政務調査費」の問題も噴出し、減税日本ナゴヤから離脱するだけでなく、市議の座を降りる事となった。この間の事情を推測を交えながら書いたのがこの記事である。「ユダは誰か―則竹氏を刺したのは誰か?(6月5日)」
私は今に至るも則竹氏には同情的だ。彼は幾重にもわたって河村の被害者であろうと思われる。
それ以降のこの問題についての記述。
視野狭窄にかかった集団の病理-市長記者会見から(6月7日)
ナゴヤ市会議員養成講座 -初夏の集中キャンプ:参加費5,800円(6月26日)
本日は3部構成となっています。(10月8日)
田山幹事長様にアドバイスを(10月12日)
また、私は最近まで正式には、河村市長がこの問題を耳にしたのは、6月1日だと言っていると思っていましたが。6月29日の市会定例会における本会議個人質問で「1月12日に費用弁償のお金を引き出したことについては聞いた」と回答していますね。
この問題の最後に。則竹氏のその後についても色々な情報が寄せられていますが、それを当ブログで取り扱うつもりはありません。しかし、則竹氏のコメントについては強い興味があります。
追記(2012年1月5日):
第2回目
「(1-1)地域委員会」についての記事
そもそものこのブログ開設の目的である「地域委員会」についての総論。
◇名古屋市地域委員会への疑問について 3月3日
1)政治的問題は事実から語り起すべきである事。
2)政治的問題は各個人の政治的指向が大きく反映されることから、
政治的言説を語る際には自ら立つ位置を明確にする事。
これらのスタンスは変わっていない。
◇地域委員会の図式化及び地方自治の図式化 6月20日
そもそもの自治の原始形態から説き起こした「地域委員会」の制度設計。
この後「地域委員会」の制度設計上の大間違い。そして、河村市長自身が気が付いていない制度設計の失敗である「議決機関としての地域委員会」と地域に本当に必要とされている「地域自治の執行機関」の差がわかる。
◇アートピアホールにおける異議表明行動A.A.K.
1、2、3、4、5
その準備としての異議の一覧。「6.20 ActAgainstKawamura! 河村たかし名古屋市長の暴走を止める 6月10日」
◇「Myちくさ21」主催「市政出前トーク」 7月10日
千種の「Myちくさ21」の主催された「市政出前トーク」で、後に地域委員会の検証会で散々お世話になった名古屋市総務局地域委員会制度準備担当部の澤主幹を迎えて、主に千種で実施された地域委員会などを題材に、地域委員会と地域の課題について様々な意見を聞いた。
◇メルクマールの重要性 8月17日
何を基準に市政を考えるのかという、まあ、コラムです。
◇すでに“詰んでいる”河村市長/地域委員会・市民意見交換会に出席し 8月28日
8地区で行われた地域委員会のモデル実施「検証のための市民意見交換会」の皮切りとして、千種区で行われた同会に出席した感想である。
この会合では地域委員会については否定的な意見が渦巻いた。この様子を見ると、河村市長が進める地域委員会を具体化させれば、却って河村市政の無茶苦茶さが市民の認識するところとなる。つまり頭から河村市長に懐疑的な人々は、そもそも否定的なままであろうし、肯定的に受け止めている人々は、その施策を具体化していけば懐疑的にならざるを得ない。つまり、河村市長にとっては状況はすでに「詰んでいる」と感じた。
また「千種田代学区事情聴取による問題点」は名古屋の市民に広く知っていただきたいところであるし、河村市長は公式にコメントすべきだ。
◇西区意見交換会で浮上した問題点について(バックアップ) 8月31日
地域委員会のモデル実施「検証のための市民意見交換会」の中で私自身が参加できなかった西区の会合では、会場の雰囲気は地域委員会に肯定的な意見が多かったというような意見も聞いているが、しかし問題も指摘された。その内容についてレポートがあったので、お許しをいただいて掲載させていただいた。また、最後には面白いおまけも付いている。
◇名東区意見交換会/スターキャットチャンネル 9月1日
後名古屋大学教授と玉置市議の対話から模索する「地域委員会」のあるべき姿。
◇「庶民革命」とは何か? 9月6日
◇地域委員会についての情報提供を受けて 9月16日
そもそも「地域委員会」の制度設計が、どのような経緯で為されたか。それが垣間見れる資料。
「(2-2-2)富口市議特集」
減税日本が、というよりも河村市長とその支援者たちが、28名の名古屋市会議員を誕生させた。しかし、それらの人々はいったいどのような人なのか判らない。
河村市長とその支援者自身が、リコール署名において「顔が見えない名古屋市議」であるとか「何をしているかわからない」と批判をしていたが、その姿は減税日本の市議においても変わらない。いや、変わらないどころか既存政党よりも酷いかもしれない。
私は則竹問題というのは河村たかしという政治家の「人材育成能力」を象徴している事例であろうと思っている。そういう意味では今回の減税日本の28人の中で、この富口市議というのは則竹氏と共通するものを感じる。
それはネガティブな意味ではない。
苦境にあっても朗らかに、自らの夢を諦めないで努力を続ける。目上の人を尊重する礼節を心得る。けして自分の損得を出す事を由としない。
なんとなく、このような「美徳」のようなものを持っていることは否定しないのです。
ですから、こういう人がそのまま優れた指導者に出会えれば良い人生を送る事もできるでしょう。則竹氏について、その人柄を悔やむ人は今でも居ます。
夢を諦めないで努力する姿勢は、歪んだ指導者の下では事実すら認めない頑なな心となりかねません。目上の人を尊重する礼節は、しかし、その目上の人が過ちを起しても批判することができない盲従に繋がります。
そして、自分の損得を表に出さない自制心は、自身の節に対してもブレーキがかかる可能性を示唆します。つまり、自身で間違っていると思っても、この心の中の良心を押さえ込んでまで行動できてしまう可能性を含むのです。
歪んだ指導者の下では、これらの美徳は自らを破滅させかねません。
私は富口市議や幾人かの減税日本ナゴヤの市議たちに、この危惧を感じます。
◇守山区・富口潤之輔氏について(2) 5月25日
富口氏の選挙公約について問いただしています。
◇勝手に守山区で市政報告会を開催! 5月26日
特に、具体的で明確な「市政報告会」の開催を求め、私自身が会場を押さえて参加を呼びかけました。
◇守山区勝手に市政報告会/勉強会について。 5月29日
質問状をしたためて送りました。
現在(2012年1月5日)に至るも何らリアクションは無しです。
◇語るに足らぬ減税日本ナゴヤの市議たち 8月18日
◇河村たかし「減税論」の誤り 10月4日
待機児童数の公表に伴い、この政策について「失政」が明白になりました。
◇本日は3部構成となっています。 10月8日
◇市民に嘘をつく名古屋市議その2、富口潤之輔 10月25日
という流れの中で、面と向かって「嘘」をつかれたわけですから、そんな者が市議のバッチを付けいて良い訳はありません。なぜ嘘をついたのか、または事実誤認をしていたのであればそれは何故で、今後は再発しない対策をとっているのか。これら釈明がない限り「富口市議」(と、「山田市議」)は「市議の資格無し」と断じます。