6月ももう少しでしょうか。

本当に暑くなってきて、ちょっともう…早いですがエアコンをつけ始めました。


エアコンの風にあたり思い出したのは、去年のこと。涼しい部屋でずーーーっと、長編の動画を編集していました。


基本的に過去の動画は見返しませんが、

今年も長編動画を作ることになり、「前作の雰囲気とか…どんなんだったっけ?」なんて思ってチラ見すると、


この表現良くないなぁ…

雑だなぁ…

ブサイクだなぁ…

なんて、色々考えてしまい、恥ずかしくなってすぐ閉じてしまいました。


去年はほんとに頑張ってやってたつもりで、もちろん制作終了時にはもんのすごい達成感があったんですけどね…


まあ、そんなもんですね。そんなもん。

それでも、たくさんの方に見ていだだいて、

たくさんの方が応援してくれて、

そのおかげでまた、今回も長編に挑めるので…

これはとても嬉しいことだと思います。


詳しいお話はコチラを読んでね。


さてさてそれで、今回のお話は、

とあるアーティストのお話。

みなさんはご存知ですか…?


90年代から2000年代初頭、

民族楽器を用い、暖かくも不思議で、神秘的なメロディーを奏で、一世を風靡した伝説のバンド…(説明、これであってる?)




「上々颱風」を!


はい。上々颱風。しゃんしゃんたいふーん、と読みます。


僕の好きなバンドです。


好き…と言ってもごめんなさい…ほとんど詳しくない…上々颱風の曲で、「数曲好きな曲がある」

程度です。


僕はもともとアンテナが細く小さく、自分の好きなものを取り込む力があまりないんです。

「音楽」は特に顕著で、ふと町中で耳にし、気になった曲があってもその曲を調べるくらいで、アーティストや、そのアーティストの他の曲を漁ったり…なんてことはほとんどやらないんです。


海外アーティストや、昔のアーティスト、メンバーが複数人いるバンドならなおさら、メンバーの名前も覚えたりしないんです(まぬけ)


ただ、まったく知らないバンドのお話するのも失礼だと思うので…ちょこっと調べてみました。


調べてみると…


上々颱風とは、アジアを中心に世界各国のサウンドと芸能の要素を取り入れた音楽集団、上々颱風(シャンシャンタイフーン)は90年エピックソニーよりアルバム「上々颱風」でデビュー。91年にJAL沖縄キャンペーンのテーマ曲「愛より青い海」をリリース。2ndアルバム「上々颱風2」ともども大ヒットとなり、独特なキャラクターで存在を広く知られることとなる。上々颱風の奏でる音楽はロック、エイジアンミュージック、ジャズ、レゲエ、沖縄音楽に民謡等々、様々な音楽要素がミックスされ、上々颱風独自のメロディーにのってどこか懐かしく、でもどこにもない音楽が生まれていく。



とのことでした。ふーんそうなんだ…

今知った…

僕の両親もよく知らないバンドで、あまり有名じゃないのかな…なんて思いましたが、

ジブリの「平成狸合戦ぽんぽこ」という作品

挿入歌やエンディングを歌っています。

「いつでも誰かが〜♪」って聞いたことありません?

あれを歌ってる方たちですね。



僕が生まれる前から活動していた人たちですが、上々颱風の存在は…僕は10年前くらいから知ってました。


中学生の頃…

ふと、親がクルマを運転していて…カーラジオで、「愛より青い海」という曲が流れたんです。




この曲がもう…すごい衝撃的でした。


…っていうのはちょっと嘘。

初めて聞いた曲は「不思議、なんならヘンかも」

なんて思ってたんです。


でも、なかなかどうして、頭から離れない。


歌詞を見るに、沖縄の海を歌った曲らしい。

僕自身、沖縄が好きということもあり

それからすっかりハマりました。


沖縄特有の考え方、死生観や信仰に関してのことを曲で表しているのがすごいな〜って。

楽器の音色や透き通るボーカルなんかも心地よく耳に入る。


この「愛より青い海」は

飛行機の会社のCMに使われていたとか。



1991年というと…23歳の僕が生まれる9年前だから、本当に昔の曲です。

好きな曲に、年代なんて関係無いんだな、って思いました。


それで、その「愛より青い海」ですが…

ちょっと好きすぎるので、今回の「怪談女装袋」のオープニングとして使用します。

上記でちらっとお話した、長編の動画のことです。僕が活動を始めてから、毎年夏に作っています。普段の動画の1580倍大変なホラー作品です。

次の年は作れるかどうか分からないので、毎年本気を出して作っています。


それで、この怪談女装袋のオープニング及びエンディングですが、僕は昔の曲を使うのが好きで。


前々作は2000年くらいのアニメの曲を、



前作は「中島みゆき」を使いました。




これは、怪談女装袋の特色の一つでもあり、

特に前作はうまい使い方だったかなあと。


僕の動画をどの世代が見てるか分かりませんが、

若い人に受ける曲を「これ、みんな好きで聴いてるんでしょう?」と使うより、知ってる人が少ないような曲を使い、独特の雰囲気を演出するのが好きなんです。


実は今作、「愛より青い海」をベースに話が生まれています。歌詞を見ると、以下に作品に合っているかがわかるはず。

話を考える前に、オープニング、エンディングから決めて、それにあった世界観を組んでいくという荒業です。

故に、実はこの「愛より青い海」、

かなり前に使用していました。



去年の作品の前日談にあたる、こちらの作品。

ここが初出。つまりこの辺りから、この曲を使うことが決まっていたわけです。

「なぜこの曲を?」と当時思った方もいたのかな?今作の伏線…というにはおこがましいですね、ちょっとした遊び心、とでもいいましょうか?



また、こちらの前作の後日談…というか反省、締めくくりの動画のラスト、今作の示唆のシーンでもオルゴールVer.が使われています。

正直これを使ってた頃は、今作の制作発表が出せるかどうか分からなかったので、博打でもありましたが、どうやら皆さまのおかげで、未回収には至らずにすみそうです。


そんなわけで、かなり前から考えいた「愛より青い海」の使用。エンディングとしての使用を考えていましたが、実は「もっといい曲」を見つけたので、「愛より青い海」はオープニングになりました。

エンディングの曲はナイショです。こちらも上々颱風の曲です。歌詞がこれまた、明らかにラストの展開、キャラクターの感情と合致するので伏せておきますね。

愛より青い海が気に入った方には、エンディングの曲もきっと、気に入ってくれると思います。


というわけで、上々颱風の魅力をお伝えしてきました。上々颱風は現在、メンバーの方の病気の治療により…長い間活動を休止しています。

いつか完全復活をしてほしい!これからも応援します!




おまけ…現在編集中のシーンです…。

前作より無駄な発言を省き、ほとんどが意味のあるセリフとなる予定です〜

(画像は製作中のものです)





…ちなみに今回、今までとは違い、

「黒のカチューシャ」がデフォルトになります。

これには大きな理由があります。詳細は…本編で確認してねっ!