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【大要約】 「無宗教」≠「無神論」である。


【主文】 「宗教とは、人間が『有限性』を認めたときに活動する。」


【気付き】 柳田邦夫の引用多し


【感想】

 人生に降り注ぐ善悪、すべてのことを「ありのままに受け入れる」ことで平穏に暮らしていける。これは、現代の精神療法と同じことを意味していると思う。

 また、賽銭箱は観光客向けに作られたものということを知り、賽銭入れるくらいだったらどこかに募金や寄付をする方が、世のため自分のためになる思った。

 読了翌日に受けた国際情勢の講義で「列強」の支配についての話があり、本書と重なる部分があったので興味深く聞くことができた。


【内容】

 「無宗教」という言葉は「無神論者」とイコールではない。

日本人が言う無宗教は「自然宗教」の状態をさす。


日本は、日常で神を崇める行為をしながらも、宗教という意識がないのである。

一方、特定の人物や教義を崇めるキリスト教のような宗教を「相唱宗教」という。

自然宗教とは、初詣や墓参りなど年中行事として日常生活に宗教儀式が浸透しているものである。

日本の現在の宗教形態の基礎には3つの背景がある。


1.中世以降にインドや中国から伝わった仏教

2.近世、明治維新により政府が強力に天皇中心国家体制を推し進め、その生活儀式を  神道によるものとしたが外国からの圧力により、中途半端なものになってしまった。

3.元来、日本人の「ムラ」の意識(行政単位の村ではなく、生活集団としてのムラである。) が善悪は大自然のうちで、全て肯定できるものと捉える「日常主義」

仏教は次の二つの思いに焦点がある。


1.死者や死後の恐怖の克服

2.生きた人の日常の「虚忘」と「無常」の克服

 明治維新により政府は、中央集権化するためにそれまでの仏教を否定し、天皇を崇める神道を国教としようとした。

 しかし、英仏米という列強からの強い要求に押され、それまで禁じていたキリスト教を解禁せざるを得なかった。

  またその頃までに、元来の仏教にはない日本特有の「葬式仏教」葬式で念仏を唱えることで穢れを払える)が展開され便利に根付いていた。

 このような宗教の混在により、現代の日本人は宗教行事を宗教として意識せず、且つ年中行事として勤勉に執り行っている「無宗教」になったと言える。

 熱心に念仏を唱える相唱宗教も、自然宗教もたどり着くところは「事実をありのままに受け止める」ということだ。

 

 相唱宗教は、崇拝の対象があることで、人生の荷物を半分預けたような安心感がある。

 自然宗教は、人間の善悪は全て肯定できるもので、災いはいずれやむだろうという大自然への信頼がある。

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