[B'zの6作目のアルバムに収録/1992年10月28日に発売]
 
渇きかけた心に 小さなひびひとつ
互いのそれを触れ合った 夏の日
 
消えゆく季節に ふたり逆らうように
炎を産んで
 
抱き締めるほど君は 消えてしまいそうで
戸惑いの中 熱く 乱れ羽ばたいた
 
君の昔、僕のいま、これから…
何を囁く
知ることの痛みもいくつか知ったよ
 
夜を越えるたびに ふたりただの男と女
 
何もかも許し合えば また迷いはじめる
言葉とぎれても 今 そばにいよう
 
瞳を見たい 黒い髪に口づけたい
隠しきれない想いが とめどなくあふれる
 
このままか これ以上か 愛の形 何か欲しい
 
傷つくのはかまわない… いつまでも傷つけない
強く魅かれてゆくほどに 眠れぬ日は続く
 
肌に触れたい 君の気配を感じたい
雑踏の中に立ち その名を叫びたい
 
胸を焦がし続ける 情熱の淵で
力尽きるまで 踊れ 紅い陽炎