私は カウンセリングをするのが 大好きで

カウンセリングをしながら 相手の中に自分自身を感じるので

クライアントさんと一緒に 自分が癒される感覚が とてもある

これは 初めての時から そうなのだ

だから カウンセリングの練習は 大好きだった

 

ここの所 色々あって 自分がキツ過ぎて

大好きなカウンセリングも出来る状態ではなくなり

とにかくセルフカウンセリングの日々を過ごしていた時期を経て

合宿に向けて カウンセリングを 少しづつやってみたら

やはり 楽しいし 自分が癒される

 

生傷があるままで 大丈夫か?と思っていたが

むしろ その方が 相手を思いやる優しいキモチが出て来て 

この位の方が いいのかもしれん とさえ感じた

 

ボロボロのまま やっと自分を整えつつ 合宿に向かったので

結局 カウンセラー役は 20回以上やらせてもらった

だけど クライアント役は 一度もやっていない

 

今 思うと これは 私の逃げだ

だけど 逃げてた自分を 許すことにする

私は 逃げて 自分を守った

それで いい

今は それしか できんかった

 

カウンセラー役の時は 相手に伝える言葉は 私の中から出てくる言葉なので

私自身がOKを出してる 私にとって優しい言葉になる

お相手がどう感じるかは また違う

私が 優しい言葉だと感じていても 

時には とてもキツイ嫌な言葉な場合があるだろう

だから 私は カウンセラー役の時には とても癒されるんだなぁ

 

逆にクライアント役になれば 相手からどんな言葉がかけられるのか 予測がつかない

大概 私の中にない言葉、発想が 差し出されることになる

それが たぶん 怖かったんだろう

もう 充分 傷ついてるんで これ以上今は 傷をえぐられたくない つつかれたくない

今は お願いだから そっとしておいてほしい

まだ そこまで 私は回復していない

そういうキモチがあったんだとういことを 今なら わかる

 

ジェニマスのメーリスで 私は 自分の状況を 延々と呟いてきた

それも 同じことだ

私の今の生々しい傷を 先に お知らせしておくので

どうぞ お願いですから そこは つつかんでください

そこを つつかれたら 多分 私は 通いきれんです

その位 切羽詰まっていたんだろうなぁ

と 今なら わかる

 

講師陣も 同期も 優しくしてくれた

本当に ありがたい

ま、同期は 皆 私と同様に 自分の事に必死だっただろうから

人の事を構ってられない っていうのも あっただろうな、笑

みんな 生傷だらけ だったもんねぇ

よく がんばったね 私達♡

 

そんな状態で 最後の合宿を迎え

運命の相手とカウンセリングを しあうことになる

運命の相手は M (Mだらけ、笑)

お互いに やっぱそうだよね~~って 苦笑

 

じゃんけんで 決めて 私が先に カウンセラー役になった

言葉で表現できんような 貴重な時間を 共有させてもらった

伝わるって やっぱり 嬉しい

M と 心が 通い合ったような 感覚があり

私は同期の全員が 大好き過ぎて困る位なのだが

M が 更に大好きになってしまって グッと距離が縮まった

なんなんだこれは??って感じで 自分でも ウケた、笑

 

そして その直後 色んな人と雑談をした中で 物凄く私の中で変化があった

 

私は ついつい 結果を求めてしまう

私のカウンセリングで 相手が 目の前で 

まるで 花が開くように 緩んだり 涙を流したり 爆笑したり

新しい視点に驚いたり 自分の中の黒い部分をしってゾッとしたり  

そういう 色んな変化を 共有できるのが 嬉しくて 楽しくて

それでも 大丈夫だよ 何があっても 大丈夫だよ

ってところまで 伝えたくて 圧が強めになってしまう

前のめりカウンセリングを しがちだ

 

ヒットを狙ってしまうし ヒットしたら 嬉しくなってしまう

それは それで いいんだけど

そっちばかり 目的にしたら とても おかしなことになってしまう 

そういう杞憂も 少し 感じていた

微調整が必要だな と 自覚はあった

 

雑談の中で 気づいた

 

人が 開く時って 色んな 目に見えない 「たまたま」の連続の中で

奇跡のような 偶然の様な 必然の様な 色んな流れの中で

少しづつ 化学反応が起きていて 準備が 段々 整えられていき

ほんとうに「たまたま」 花が開くように 満を持して 緩むんだ

私が 「たまたま」 その場に 居合わせただけの事

ちょっとした きっかけに なっただけのこと

点と点が 沢山ある中での 一つの点

幾つもの 点と点が スルスルスル~~ と 線の様に繋がってほどける瞬間がある

 

私はただ 一つの 点になっただけ

ただそれだけのこと

ひとつぶ 種を蒔いただけの事

 

だから 「たまたま」 私の目の前で 素晴らしい時間を共有させてもらったとしても

それは 私の成果ではない ってこと

「たまたま」 居合わせただけ

その瞬間に 居合わせてもらえたことは 私にとって ラッキーだったということ

 

そういう感覚が 自分の中に芽生えて 物凄く腑に落ちた

これは 私にとっては とても 大きな気づきだった

 

私のカウンセリングは 「ふと」の力に頼る所が大きくて

「ふと」思ったことや 「ふと」伝えたい事が 多すぎて

テキスト吹っ飛ばして 感覚だけで やってる所がある

これから 追々 テキストも 見返して 自分の中にインストールしていくつもりだが

このやり方は 私らしいから このままの方向性でいいんだなぁ とも感じている

 

だからこそ わかりやすい結果を求めるのは 意識して 辞めようと 思う

もやもや したまま 終わる その位で ちょうどいいらしい

私は 種まき係りだ

その人の中から 自然に 花が開く時がある

私の目の前でなくても かまわない

自然な流れにお任せしよう

 

私は 微力だ

だけど 私にしか 出来ない事もある

 

傲慢にならず 

失敗を恐れず 

自分を信じて 

相手を信じて

楽しんでいこう 

そう 思う