夏休みの子供達をどこへも連れて行けず、申し訳ないと思っていたところ
「ライン下りに行こう」
と姉から電話がありました。
方向音痴の私と免許歴1年ちょっとの長女では、車での遠出は怖い…
そんな時にうれしいお誘い、即 です。
甥っ子も姪っ子も我が家の子供と同じくらいの歳なので、皆で出掛けるととても楽しい。
しかし姉は私が乳がんになった事も、抗がん剤によりハゲチョビンになっている事も、手術で入院をしていた事も知りません。
ウィッグ姿で一緒に食事に行ったりはしているのですが、一度もウィッグについては聞かれたことがありません。
ともちゃんは
「気づかないのかなぁ」
と言うのですが、多分髪の毛については変だと思っている
……んじゃないかと思っています。
しかしまさか乳がんだとは思っていない。
私だったら何か変だと思っても、相手が何も言ってくれないのならこちらからは聞かない。
多分姉もそうなんじゃないかなぁ、と思っています。
そうそう、入院中に姉から
「用事があるので家に行ったら留守だった。どこにいるの」
と電話がありました。
焦ってしまい
「ともちゃんと旅行中」
と、嘘を…
「え~良いなぁ、どこに行ってるの」
「………博多」
楽天で博多土産を購入し、退院後に届けしました。
ライン下りはというと
川面を渡る風はとても涼しく、船頭さんはとても楽しく、天然氷のカキ氷はとてもおいしく、大満足でした。
ありがとう、姉よ