WOWOW 連続ドラマW『マグマ』放送記念!原作者真山仁 トークショー」なるものに、応募してみたら珍しく当選したので、日経カンファレンスルームまで出かけてきた。


「連続ドラマW「マグマ」、「ハゲタカ」の真山仁原作、実力派女優の尾野真千子主演による本格社会派ヒューマンドラマ。未来のエネルギー“地熱発電”に挑む人々の夢と戦いを描く。」

谷口 徹也 氏(日経エコロジー編集長)との対談方式で、タイトルの通りWOWOWのドラマの宣伝活動。


なのに、冒頭から「ハゲタカ」「ハゲタカ」と連呼しまくり!


公共の場所で、こんなに「ハゲタカ」というコトバを聞くことは無かったので、思わず陶然としてしまった。(笑)だから、私的にはテーマカテゴリーは「ハゲタカ」である。(←ビョーキだから許してね)


会場にはいろんなタイプの方々がいらして、結構若いOLっぽいお姉さんもいたりしてたぶん「ハゲタカ」絡み出来ているヒトは少ないんだろうな~という印象。

最後の質問コーナーの内容を聞いていて、作家真山仁さんに興味のあるアラフォー男性が多かったのかな?と思った。


真山さんの作品が映像化されるのは「ハゲタカ」に次ぐ2作目ということで、必然的に何を語っても「ハゲタカ」と対比することになってしまう。


「ハゲタカ」にしろ「マグマ」にしろ、小説を書くと決めてテーマ設定をするまでその業界の知識は無く、徹底的に取材して作品にしたそうだ。

金融は嫌いだし、株は買ったことも無いそうだ。「ハゲタカ」の作者だからさぞかしその道に詳しいのだろうとばかりの質問を、取材で受けるけれど「専門家に聞いてください」と答えるそうだ。


その点、「マグマ」に関してはものすごく自分でも勉強したし、地熱発電を世の中に知ってもらう事、その一助として映像化されることを熱望していたそうだ。

だから、地熱絡みの取材は全て受けたそうだ。

そして、このWOWOWのドラマ「マグマ」は、原作に寄り添ってもらえた。前のドラマには色々言いたいことがあったけど。(笑)ですって。。。


ま、「ハゲタカ」に関しては、原作のスピリットを大事にしつつ、わりとかけ離れつつもあんなにすごいドラマになったのだから、そしてそれもあって今日の真山さんがあると言ってもいいような気もするので(←ハゲタカファンの偏見)いいんじゃないかしら?


真山さんがドラマ「マグマ」の撮影現場を訪問したことや、キャストの谷原章介さんとの対談のときの話とか聞いて、更にドラマのプロモーションビデオを少し見て、かなり見てみたくなった。


原作の「マグマ」はもちろん、3.11以前に読んでいて舞台の由布院も大好きだしエネルギー問題には関心があったので、個人的にも映像化を望んでいた作品だ。

キャスティングも個人的には、野上妙子は天海祐希さんだと思っていたけど出来上がった映像を見てみて尾野真千子さんもアリかな~と。(←エラソ~)

御室も、田中民さんのイメージだったけど(だって鑑真とか書いてあったし)長塚京三さんもかなりアリだった。


このトークショー自体では、日経エコロジーの方が相手だったこともあり地熱発電についてエネルギー問題全体も絡めてかなり突っ込んだ話があった。さらに、真山さんの取材方法とか素材の選定についても話があったので、もし元気があったら後日改めて書きたいと思うけど、今日はもう限界。(笑)


ドラマは、第1回は無料視聴できるそうなのでみなさまもぜひご覧になっては?(←だって、真山さんが何度も「今日はWOWOWを契約していただくことと、日経エコロジーを定期購読していただくのが目的」っておっしゃってたし。笑)

連続ドラマW「マグマ」|WOWOWオンライン