今頃「リーガル・ハイ」の感想って言うのもナンですが、19日の夜に殆ど書いていて、放置していたのを思い出したので一応UPします。。。

何しろ寝る前にベッドで見てそのまま眠って、丸一日経った後に思い出しながら書いているので、ドラマそのものに関する正確性は全く保証できません。って、いつも保証出来てるみたいだけど。(笑)


↓4月19日夜に書いた記事です。

昨夜は(も?)ヒジョーに疲れていたので日付が変わる前にベッドにもぐりこんだ。
のだが、すぐに寝付けなくて仕方なく録画しておいたドラマを見ることに。


いろいろ溜まっているのだが、HDDの録画一覧の一番上(=最新録画)にあった「リーガルハイ」を見ることに。
もともと、今期唯一「おもしろそうかも」と思ったドラマだったし。

「訴訟で一度も負けたことがない敏腕弁護士・古美門研介と真面目で正義感の強い新米弁護士・黛真知子の2人が繰り広げるコメディタッチの弁護士ドラマ。」だそうです。


↓あらすじとかに興味のある方はこちらからどうぞ。(←いつもながらの手抜き)
http://www.fujitv.co.jp/legal-high/index.html


で、見終わった結果、一言で言うと面白かったし、たぶん最終回まで見る。
1時間弱の現実逃避として、楽しめるドラマじゃないかしら?


もともとリーガルものは、興味があるので必ず見るのだが見ていていろいろツッコみたくなる。
でも、「リーガルハイ」は法律用語を並べ立てたりしていないしわかりやすいのに、ちゃんと法律家の普通の会話とか応酬の基底にはリーガルマインドがあるのがうかがえる構成になっていて興味深かった。


ご承知のとおり、日本では刑事事件で嫌疑がかけられれば、いくら裁判をしてもほぼ100%有罪確定だ。
最近でこそ、厚生労働省課長冤罪事件とかで、検察の手法も問題視され無罪判決が出たりなんかして捜査の100%可視化もやっと注目されている
が、権力側の抵抗はすざまじい。旧政権時代から法律家の間では議論されていたが黙殺されていたのが、政権

が代わってから表に出てきた議論だ。


そのあたりを皮肉っての脚本も良くできていて、ドラマのなかで一般視聴者を相手にあれだけわかりやすく仕上げていてなおかつリズムもよくって、というのがすごいな~。


もちろんドラマだから多少は無理な状況設定もあるけど、そこにツッコミを入れたくなるような出来ではない。
脚本家の知識と構成力が優れいているのか、それを支えるスタッフが優秀なのか何も調べていないので不明だが「重箱の隅をつつくのが趣味」な方々でなければ十分楽しめるドラマだと思う。
(オマエが言うな!って声が聞こえてきそうだけど、私の場合嘘でも何でもドラマとして筋が通っていればOKなの。その辺は大雑把なの。でも、筋が通ってなかったらいろいろ気になってツッコミを入れてしまうのよねぇ。。。)


もちろん、電車の中であそこまでやりとりするか?とか、わざとらしいヴァイオリンのダミー演奏とか、検察(検察官の指揮下である警察も含む)側の詰めの甘い証言とか。(笑)
言いたいことはなくもないけど、いいの。ドラマだから。(笑)



堺雅人さんって、本当にどんな脚本でも演出でもそれなりにその世界観を目いっぱいプラス方向へ広げるすごい役者だな~と、見終わって感心した。(←エラソー)
あのキャラって、ヘタな役者がやったら目も当てられないと思うけどあの突き抜け感が、爽快だと思えるほどの説得力!



相手役の新垣結が下手(←私の主観)なので、見ていてイライラするところもあるのだが、それをものともしない脇の方たちの素晴らしさ。

新垣サンが浮いて見えるほど、その他の方々は間合いもいいしドラマ空間での説得力がある。

大手弁護士事務所を抱える三木弁護士の生瀬勝久さんも、それに貼り付く(←あえてこの字)小池栄子さんも今後の展開に不可欠な空気をムンムンさせてて楽しみ。


堺さんのデキる執事(だよね?)の里見浩太郎さんも、そのスーパーぶりに全く無理がない。更に今後いろいろ隠し玉?出してくれそうで楽しみ。
それに、里見さんの作るお料理がすっごく美味しそうで今後も楽しみなのぉ♪(←結局、そこ?!)


あれれ?そういえば向井理主演の料理番組「ハングリー」では、どうしても(これ見よがしにアップになっていたのに)お料理がおいしそうに見えなかったのに、どうしてリーガルものなのにこのドラマでは美味しそうだと思っちゃうんだろ???