一応、節分の夜には、恵方を向いて恵方巻きを「まるかぶり」する。
かれこれ20年近く前に、関西出身の職場の先輩にその風習を聞いてから、とっても楽しくって毎年やっている。
当時東京都内では恵方巻きを売るお店も少なくて、赤坂の京樽で買い求めていた。
その後、ロールケーキで代用してみたり、だんだんと取扱店が増えてきた恵方巻きをあちことのお店で試してみたりしていたのだが、何しろ1本一気に食すので美味しくないとこれがなかなか辛い。
で、今年は東急フードショーの恵方巻き特集のチラシや高島屋のいろんなお店の告知を見較べて、赤坂福槌のものに決めておいた。
選び抜かれた食材と継承された職人技から創りだされた伝統の逸品。 見た目にもすがすがしい凛とした美しさと形。 贅沢な奥深い味わいを醸しだす福槌(ふくつち)の上方寿司。 季節のご挨拶にも最適です。おもてなしの多い季節にぜひお役立てください。http://www.fukutsuchi.co.jp/index.html より
聞いたことないと思っていたのだが、あの「有職」が前身だそうだ。納得。「有職」の粽寿司の差し入れをいただくとテンションが上がったのを思い出す。
なのに、自宅最寄り駅の「京樽」に恵方巻きがど~んと積まれていて半額になっていたから買ってしまった。
グレードが3ランクくらいあったけど、福槌が本命だったから一番安い500円のにした。にしても250円だ。
福槌のを楽しむために、比較対象があった方が楽しいもんね。
って、京樽をあて馬扱いするなんてヒドいnanako。
↓左が福槌 右が京樽
福槌のは節分特製福巻:米、鶏卵、穴子、海老、胡瓜、椎茸、干瓢、胡瓜奈良漬、海苔、白胡麻、食酢、砂糖、食塩、醤油、味醂、日本酒、植物油、調味料
京樽のは幸運巻:鮨飯(国産米)、巻芯(玉子焼、焼き穴子、味付け干ぴょう、錦糸玉子)、キュウリ、おぼろ、のり、添付ガリ、酸味料、ソルビット、トレハロース、調味料(アミノ酸等)、甘味料(ステビア)、着色料、保存料(ソルビン酸K)
で、ちゃんと恵方(北北西やや北)を向いて無言で1本食した。
福槌のは一口目にかなりお酒の香りを感じた。原材料を見ると納得。全てのバランスがよく太さもそこそこで食べやすくてとても美味しかった。大満足である。やっぱり有職の粽寿司のときのテンションが上がった記憶が蘇った。
で、2本目に京樽を。
太くてちょっとかぶりつきにくい。(笑)
いろんな人工的な香りがまず鼻についた。で、もちろんそこそこ美味しいがなんか、繊細なのを先にいただいたせいか雑な感じがした。大味っていうか・・・。
でも、250円ですからね。それを思うと非常に素晴らしいコストパフォーマンスですよ。大きいし、ガリも付いているし。
ってことで、量より質を重視するお年頃のワタクシにとっては、価格差に納得できた食べ比べであった。
因みに、今日の朝食は↓
全長15cmくらいかな?
クリームは生クリーム100%じゃなくて、植物性のホイップクリームが殆どだと思われる。
外側のロール生地はほんのりココア味で、いちごの味や香りを全く邪魔しない。
でも・・・悪くないけど、感動は全くなかった。(←相変わらず手厳しい・・・)
って、私どんだけ恵方巻好きなんだ?(笑)
因みに去年は仙太郎のロング黒むしだった。鬼に金棒@仙太郎
2010年はWESTのミニロールケーキ 恵方巻や半平太いろいろ