楽しみにしていた今年のNHK大河ドラマ「平清盛」。

第1回は期待にたがわぬおもしろさだったので、ガッツリ感想を書こうと思っていたのだが、日々忙殺されてつい、こうして第2回を視聴しながら書くと言う体たらく。。。

今日も、18時~のBSを録画していると思っていたら最近向井君関連に心を奪われていてセットしていなかったので、こうしてリアルタイムでNHK総合を見ている次第である。(笑)


しかし、まぁ、第2回のオープニング映像もコーンスターチ凄すぎ。。。

「龍馬伝」もすごかったけど、エスカレートしているような・・・。

去年使わなかった分?(←まさか)

それにしても、単なるご都合主義のシーンつなぎではなく、ちゃんとそれ用に作ってあるし、画面から目が離せないところがすごい。

とか言いつつ、こうしてPC見てるんだけどね。(笑)


あの贅沢なセットや、エキストラや、ていねいな汚し(←汚しを入れる方がコストがかかるのだ!)を見るにつけわくわくする!

なんか、ドラマの楽しみを見せてもらえるような期待感でわくわくするのだ。(←非常に単純)


で、テーマ曲。

静謐なピアノ演奏♪すてきな意外性。


すっかり忘れていたがあの舘野泉さんだった!

舘野さんは、今でこそ左手だけで演奏するピアニストとしての知名度が高いが、その昔はよく日本フィルハーモニーとの共演を聴く機会があり、初めてのヨーロッパがフィンランドだった私は、その地に住んでいる舘野さんのことをその雰囲気と演奏がとても素敵な方だと思っていた。

その後、あのようなことになりそれでも左手だけで、いや、だからこそ、そぎ落とされたものだけが持つ美しさを私達に届けてくれている。


作曲家の吉松隆さんもクラシック好きには馴染みのある方。

新作の演奏会でご本人のトークも何度も聞いたことがある。

現代曲の作曲家の中では比較的普通(いい意味で)の曲も書く方と言う印象だった。



な~んて書いているうちに、阿部サダヲだ。


それにしても、白河法皇の伊東四朗さん、お見事な怪物ぶり。(笑)


今は、高平太(松山ケンイチ)の元服シーン。

逆光満開のこの画面構成。勇気あるわぁ。(←もちろん絶賛している)


こういうのとかが、例のわけのわからん関西のどこかのチヂにあんなトンチンカン発言をさせているのか?

あのニュースを見た時は怒り沸騰だった。あの発言自体も耳を疑ったがマスコミの伝え方にも疑問だらけだった。

ま、いろんな苦情がチヂにも届いたらしいので、あんなヘンな発言でNHKの制作者のみなさんが委縮しないことを願うばかりである。


あ、上川隆也さんが船を漕いでいる。。。漁師なんだぁ。でも、演技も自然で何故か安心。(←このあたりの事情は)


それにしても、色々いいわぁ、「平清盛」。


画面構成が美しくて、光と陰の使い方や画面の奥行き、どれをとっても美しい。

去年ののっぺりした明度・彩度が高いだけの画面はやっぱり見ていてつまらなかった。

きっとあのチヂはああいうのっぺりした明度・彩度が高いだけの画面を望んでいるんだろうな。


今、もののけ伊東四朗と、清盛になったマツケンの対決なのだが、マツケンすごいな。。。

怪物に負けてない。

清盛が同じ場所で、自分の母親を侮蔑し殺したことを告げられた後の砂にめり込む指の画面から、法皇を見上げる視線、それを受ける清盛を見下げる法皇の視線・・・という画面の繋がりがなんだかいいなぁ。

いちいち感心してしまう。(←非常にヘンな視聴者)


清盛の母親である白拍子役の吹石一恵も、いつもはなんだかメイクとかくどくて好きになれなかったのだが、第1回のあの役はとてもよかった。やっぱり演出とか人物デザイン(柘植さ~ん)でここまで違うんだな~と思った。


今は、清盛が法皇に舞を奉納しているところだが、型が非常に美しく決まっていてさすがマツケンだ。

なんだか、腰の座らない武士をやり通した去年の向井君を思い悲しくなった。(笑)


しかし、まぁ、なんと配役が見事なこと。

伊東四朗さん以外にこの役ができるだろうか?


おお、玉木宏の登場だ。あ、それだけ?ま、いいや。

この人が「のだめカンターヴィレ」の千秋先輩をやった時は結構好きだったものでして。。。


まだ、このドラマのカテゴリーは作って無いけど、5回分くらい感想書く気になれる感じだったら作ろうかしら。(笑)