年末年始は実家でのんびりするという、実に贅沢な日々を過ごしていたらびっくりするくらい時間が経つのが早くてもう明日には東京に戻らなくてはならない。
家族そろって、本当に1週間も経ったの???とか言っているお間抜けファミリーである。
って、ホントは明日から仕事始めなんだけど、やさしい職場のみなさんの理解もあり(と、思い込んでいるだけかも・・・)明日まで休むナマケモノnanakoである。
で、今回はなるべく社交を避けて実家でのんびりすることに注力した成果があり、実に平和にTV見ながらしゃべくりまくったり、ご馳走をいただいたりの自堕落な日々だった。
ウチの母親はTV番組に厳しいヒトで、民放のドキュメンタリーを見ても「編集がヘタクソ!こんなくだりは要らない。インタビューのクオリティが低すぎる。あんなことに付き合わされてかわいそう」とか、言いまくっているのだが、これがいちいち激しく同意したくなる批判なのである。
そして、そんな批判をしつつもNHKのドキュメンタリーを見ながら「これは見やすいし、映像もきれいだしよくまとまっている。NHK?」とか私に輪をかけてエラソーにバシバシ意見を言っている。
ま、自宅で家族を相手に好き勝手言っているので、世間には迷惑かけてないし見ていて面白い。(笑)
で、私が「そうよ、これはNHK」と言うと「やっぱりNHKはドキュメンタリーの制作が素晴らしいよね~」と、その取材力や編集力、つまり作り手を褒めちぎるのだ。
そこで私は、勢いが付いて「でっしょお?だから大友さんはNHK出ちゃいけなかったのよ。『ハゲタカ』があれだけリアルだったのって、やっぱりNHKのあの取材力・情報量あってのことだったわけだし。(←決めつけ)『ハゲタカ』制作時には日本人にとっては実感がなかった中国パワーとか、もう今やリアルなわけだしね~」と、しつこく強調するのである。
また、TV番組でGoogleの画像を使用しているモノがやたらあり、私が引っ越し先の様子をストリートビューで見せたり、ついでに我が家の庭木の種類まで完璧にわかる航空写真を見せたりしていたものだから、「一般人がここまで簡単に情報を入手できるんだから、(国家権力者は)何でもできるよね~」としみじみ言う。
すかさず私は「ほら、ドラマの『ハゲタカ』で松下もどきの会社が買収されそうになったのだって、あの画像で人の顔のシワまでわかるレンズを開発したニッポンの技術を手に入れるためだけだったんだから。あれだって、あの時代にもうそこまで踏み込んでたんだからすっごく早いでしょ?」と、何故か『ハゲタカ』の自慢に我田引水。
今日は、母の大好きな箱根駅伝をリビングの大画面TVで楽しんでいたら、劉君の(え?)常磐橋がしっかり映っていて、思わず「あっ!」とか言っちゃって、父に「何?」と言われ「日銀の『円』の形の屋根が映っていたから」と、ヘンな言い訳してみたり。(昭和の働く男の価値観を持つ父に『ハゲタカ』とかの話しをするとヘンな意見をされるに決まっているので、この件は話さないようにしているのだ。)
で、今日は福山雅治がしっかりロケに行ってナレーターもやって、スタジオでも通り一遍ではない解説っていうかコメントもしている(←向井君が同じNHKで形ばかりのナレーターをやっているのを苦々しく思っているもので、つい・・・)「
NHKスペシャル ホットスポット 最後の楽園」
を見ながらだらだら過ごしているのだが、やっぱりこれも「龍馬伝」あってこその繋がりだとか思っちゃうのである。
だって、音楽が佐藤直紀さん(しつこいけど「ハゲタカ」「龍馬伝」の音楽の方)だってことを忘れて見ていたのだが、素晴らしいわぁ~と思ってしまったし、クレジットで「佐藤直紀」「福山雅治」と言うのを見ると、その二人と言えば「大友啓史」でしょう、とか一人思ってしまう。
で、その過酷なロケにもかかわらずお肌がきれいだし常におしゃれな福山サンを見ていると、こんなときも「福山雅治のルック」を担当している柘植さんがかかわっているのだろうか?とか思ってみたり。(笑)
こんなにのんびりぼや~っと「ハゲタカ」こじつけ三昧な日々はもう終わって、また激しい日々が待っているのかと思うと気分が落ちるが、みんな夫々がんばっているわけで、こんな年末年始が送れたことに感謝しなくては!