今日は、某ケーザイ新聞が提供している有料検索サイトの使いこなし方のセミナーを受講した。

昨今の企業は取引先との関係もコンプライアンスの観点から色々チェックしなくてはならないので、

こういったインターネットだけでは集めきれない情報を駆使してなんとかハズレを引かないようにと、

いちおう(笑)防止策をとっているのだ。


で、前任者がエラくなったので、そのIDを譲受け使い方を引き継いだのだが、どう考えてもそのサイトの機能を殆ど活かせていない。ってことで、使い方セミナーを受けてきた。そのシソーラスとかサイトの構成思想などを聞けたので大変タメになりました。(←優等生的)


発行されているほぼ全部の新聞と経済紙などを網羅しているだけあって、欲しい情報がどんどん検索される。

一番使う過去の新聞記事の検索は見出し表示だけでも1件5~10円もするので、コストにシビアなカイシャでは片っ端から見出し表示などさせてくれないのだ。


現に、今日の2.5時間のセミナーで何度か行っただけの検索でもなんと、15万円も課金されていた!

もちろん、実践では検索結果を出すまでにもっと絞り込むが、無料なので先生も一応どれほどのサーチ力か見せるためにも(←言いすぎ)ガンガン結果表示させていたので、どんどん課金されていったのだ。


シソーラスのことにまで踏み込んで、データの思想的なことも聞けたのでなかなか勉強になったのだが(←一応強調)先生が一本指打法ですっごく遅いのと、「その横の下向きの三角をクリックして見てください。○×*と出てきましたか?はい。では○をクリックして見ましょう」という感じだったので、そんなことをやっている隙間で、思わず別に画面を立ち上げて勝手に検索し放題だったワルい生徒nanako。

でも、先生が「今日は無料なのでどんどんお好きなものを検索して見てください」って最初に言ってたもん。


そうなると、やっぱりね・・・。

まず、「大友啓史」でしょう、ここは。

たくさん引っかかりました。もりおか映画祭の関連記事だ。「龍馬暗殺」が上映されて大友さんがコメントしたりとか。


数が多いので絞り込みとして「ハゲタカ」を追加。

激減だ。なぜか悲しい。

で、本当ならPDFだけでも数100円かかるのだが、読みまくり(笑)

高良君(守山@「ハゲタカ」)のインタビュー記事まで引っかかっている。。。


古い雑誌記事だったが、「ハゲタカ」や「龍馬伝」の音楽担当の佐藤直紀さんのインタビューがなかなか興味深かった。

音大に進んだものの、クラシック現代音楽の大御所ジョン・ケージの「ピアノを置いて全く演奏しない有名な曲」の話をして、現代音楽の行き先は無いと思ったと。

私も、散々現代音楽の大御所の演奏を聞いたがやはり楽しくなかった。(笑)

で、大友さんとのBGM作り込みまでののやりとりとか、作品づくりに対する職人魂を感じるお話が特に興味深かった。あと、商業音楽がどのようなものなのか、どうやって映像に音楽がつけられていくのかなど味わい深い話だったが、流石職人さん。あくまでも一スタッフだとの割り切りが潔くて、自分を前面に押し出したいタイガの「ホン」を書いているヒトなんかとは、姿勢が全く違う。(笑)


あと、大友さんのiPhone活用術とか。(笑)

2011年2月15日の日経ビジネスアソシエの記事だったので、図書館で借りよ~とか思って流し読みしたのだが、なんと港区立図書館ではもう保存していなかった。

なるほど、この検索サイトがもうかるわけだ。。。


覚えているのは、大友さんは電車で演出とかキャスティングのアイディアがよく浮かぶので、iPhoneにメモしておくと。ただ、そのままでは「夜に書いたラブレター」状態なので、iPhoneは思考の冷却装置として使っていると言う事。

たしかに、銀座のアップルストアでの講演会で「iPhone無いと死ぬ」とかおっしゃってたな(笑)


と、隙間時間(実際は皆無)にはそんなことばっかりしてました~。

でも、ちゃあ~んと先生のおっしゃったことはマスターしたので、カイシャのコンプライアンス遵守には貢献いたします!(←小心者の言い訳)