食いしん坊nanakoにとって、秋だから食欲が増す=たくさん食べたくなると言うことはない。(笑)
1年中何かしら美味しいものをいただきたいという意味での食欲がハゲしいものですから。(笑)
それでも、秋は大好物『栗』のシーズンなので忙しい。
でも、栗が入っていればそれでいいと言うものではないのがワタクシのめんどくさいところなのだ。
たとえば、南青山のお気に入りの和菓子のお店では、秋になると「栗大福」が登場するのだが、これに入っている栗は、シーズンのものをお店で仕込んでいる訳ではない。いわゆる加工品を使っているのだ。ま、それが普通の和菓子やさんなのだが、とすると栗入りを秋だけ出す意味がわからない・・・とか思っちゃうんだな。。。
それでも、理想の栗和菓子を求めて長年色々食べ続けてきた結果、今のところ「仙太郎」の栗菓子には納得しているワタクシ。
だって、栗そのものが美味しい栗なのだ。
一般に出回っている栗は、虫対策で薫じょうとかしていて、繊細な風味が損なわれている。もっとも、薫じょうしていなくても、たいして美味しくないのかもしれないが。(←いつもの如く勝手な決めつけ)
その点、仙太郎の栗は自分で栗を選んで丁寧に皮むきをして作った栗ご飯に入っているようなホクホクしたお味と栗の風味と自然の甘味がちゃんと感じられるのだ。
いつか、仙太郎のしおりで見たことがあったような気がするが、自家栗園を持っているらしい。贅沢だ。
ってことで、毎回その和菓子に使われている栗のお味をかみしめつつ、じんわりとシアワセになるワタクシなのである。(笑)
↓栗むしようかん ・栗ふと餅 各250円(税別)
↓栗ふと餅のお餅をめくってみました。(笑)
仙太郎のかるかんは、本場のかるかんよりもず~っと私好みだ。
上手く表現できないのだが、口当たりがぬめっとしていて(←褒めてるつもり)しっとりしつつも、弾力もあり。。。
それに、混ぜ込んである芋も栗かと思うほどのホクホクさ。
あ~シアワセ。