実は、(←意味のない前置詞だが・・・)金曜ナイトドラマ『ジウ 警視庁特殊犯捜査係』 を見ている。

そして面白かったのでつい、勢いで感想を書こうなどと思ってしまった。(笑)
向井君目当ての大河ドラマ「江」を録り溜めたままなのに。(笑)

放送開始前にもなんとなくその存在は知っていたが、ドラマばっかり見ている訳にもいかないので全く見る気がなかった。

が、第3話放送時にたまたまザッピングしていて、美咲(多部未華子)と東(北村有起哉←退屈な「江」で演技が光っていたので注目)という非常に魅力的な役者の組み合わせで面白い芝居をしていたのでつい、最後まで見てしまった。で、録画だけセットして時間がある時に見ていたのだが、最近慌ただしくて第5・6・7話が録画しっ放しになっていた。

それを週末に続けて見たところ、すっかり贔屓になってしまったのだ。(笑)


今シーズン見ているドラマの個人的順番

1位 それでも、生きてゆく

2位 ジウ

3位 アリアドネの弾丸


後は、チラ見したものを含め個人的には番外。もちろん「江」は見ているがこれはドラマとしてではなく、俳優向井理の記録画像として見ているだけなので。(笑)


私が警察モノに疎いせいもあるのかもしれないが、気持ちがそがれたりするようなツッコミどころもないし、役者がみんないい。基子(黒木メイサ)が女性初のSATって設定なのだが、本当にカッコイイ。

アクションがバンバンでてくるのだが、キレがよくてその動きをみているだけでもある種、舞台芸術のダンスをみているような感じすらする。うわべだけの動きではないことがちゃんと伝わってくる。あのシャープさは今のあの年頃の女優だと黒木メイサ以外には考えられないのではないかと思えるほど。

いろんな撮影法を駆使すればある程度ごまかしは効くとおもうが、少なくともこのドラマの基子はそんなごまかしを必要としていない。普段の動きの延長としてそのアクションが存在しているからだ。そこもまた感動するくらいカッコイイのだ。


描いている世界はドロドロしているし、目を背けたくなるような暴力シーンもたくさんあって苦手なジャンルなのだが、それを乗り越えても(←大げさ)見たいと思わせる力のあるドラマだ。


殉職した雨宮(城田優)は怪しさ満開だったのに残念だ。(笑)でも、城田優っていつもこんな役だなぁ。(笑)


第7話にはこれまた胡散臭いジャーナリスト木原(小市慢太郎)がいい感じで登場。

小市慢太郎って、「ハゲタカ」でもジャーナリストだったけど、今回は違う感じだし画面を見ながら「龍馬伝」のときの和助とも全然違うんだよな~と感心しきりのnanako。(笑)


このドラマ、役者も演出もいいんだけど(←エラソーなのはいつものこと)音楽も奇をてらってなくて、それでいて適切。

第6話の壮絶なシーンでバッハのG線上のアリアがものすごく効果的に使われていた。この曲って安直に使われ過ぎているので一歩間違えると名曲喫茶に来ている気分になるが(笑)、このドラマのシーンでは感動に繋がっていた。

それに、番組最後に流れるテーマ曲、レディ・ガガの「The Edge of Gloryと、画面が無理なくリンクしていて非常に気持ちいいのだ。


因みに、私が俄然惹きつけられた5・6・7話の演出は同じ人(常廣丈太)だったらしい。もちろん、全く意識してなかったし、wikiを見て初めて知った。


どうも、演出の人によって見続けているドラマでもハマり具合が違う傾向があるような・・・。


wikiより ↓

スタッフ [編集 ]