今日の午後の港区はスゴカッタ。


もちろん、オフィスでお仕事していたのだが私の席からは、椅子を回転させると大きな窓から都内のかなりの範囲が三方向に見渡せる。

午後の雷三昧の豪雨も鑑賞しまくり(笑)

オフィスの窓にブチ当たる(本当にそんな感じなのだ)雨つぶの音があんなに激しく響くのを聞いたのは初めてかも。おもわずしっかりしたビルだからいいけど、そうじゃなかったらどうにかなるんじゃないかしら?とか思うほど。

きっと、溜池辺りは水が溢れかえっていることだろう。

青山は地名の如く山なのでとりあえずセーフ。


たまたま私の席でミニミーティングしていた時に三方の窓が視界に入っていて、稲妻がサラウンド状態で光ったのには驚いた。あんなに見事な稲妻を連続して見たことないかも・・・。

いつも冷静なお隣の男性が、稲妻が終わってから会議室から戻ってくるなり「雷大丈夫だった?」と聞いてきたのには驚いた。彼も怖かったのだろうか?そして一番怖がりそうだったのが私だったのだろうか?(笑)


で、最近疲労がたまっていたので今日は無理矢理早めにオフィスを出て、美術館までお散歩しようと思っていたのだが、退社時刻になっても降りやまない雨のせいで断念。

そこで思い立ったのが、前からきになっていて先週からそろそろ訪問しようと思ってたプラネタリウム☆


こんな凄い雨の日はきっとわざわざ夕方から出かける人は少ないはず・・・きっといつも激混みだと聞いているアソココスモプラネタリウム渋谷  はきっと狙い目だ!と、出かけた。


でも、渋谷駅はいつもにも増してごった返している。駅を抜けてあの陸橋を渡って・・・の間も本当に人混みがすごくてちょっと心配になったが、チケットも売り切れておらず開演15分前の行列も40人くらいだった。


あらかじめ調べておいて見たかったプログラム「Are We Alone?」


コスモプラネタリウム渋谷 番組案内 Are We Alone? -宇宙に生命を求めて-(7月1日より)

語りは村井国夫さん。この作品はNASA によるもので最後のクレジットによるとオリジナルの語りはハリソン・フォードだった。英語版もやってほしいな~♪

向井君も声が素敵だし、理系だからこんなナレーションぴったりだわ~とか一瞬妄想。(笑)

村井さんのお年でもできるお仕事だから向井君も将来自給自足生活の傍らやってほしいわ~。

と、先のことまで勝手に考えつつも作品を堪能。地球外生物の可能性とかそんなお話。

とってもきれいだし興味深かった。何より果てのない宇宙の片隅にいるってことなどを考えたりそのきれいな映像に浸ったりでとても癒された。


その後は、夏の星座の解説。

とても分かりやすくて、夏の大三角の説明で鷲がやたらと出てきたのだが、その都度「ハゲタカ」の主人公鷲津政彦を思う私は、まだビョーキが治っていないことを自覚した。(笑)

天の川も再現されている星空は、まさにハワイ島で見たもののようだった。夜のハワイ島で海岸沿いをドライブしていて、水平線から稜線までぐる~っと天井が★星で埋め尽くされていたのを大感激して運転していた友達に実況中継していて、「あれ?こんなに星がすごいのに曇ってる・・・」と言って、それが天の川だと気付いたときの衝撃を今でもくはっきり思い出せる。あ~ハワイ行きたい!


渋谷でこんなに素敵な体験ができるのだから大人気なのも納得だ。

まだ他に、「銀河鉄道の夜」や「HAYABUSA」も観てみたいので機会を見つけてお邪魔するつもり。


実は、プラネタリウム初体験なので他と比べようも無いがコニカミノルタによる最新投影機だし、座席は快適だしこれで600円というのは、渋谷区の税金のお陰?と思っていたら最後にTOKYUがサポートしているような案内がチラっと英文字(!)で出てきた。

TOKYUと渋谷は切っても切れないから、なかなかいいお金の使い方だな~と思ったり。

あ、1点だけ残念だったのがほぼフルリクライニングで全員見ることになるのだが、後ろの座席の男性が時々足を組み替えているのかなんなのか、私の座席をゴンっとやるのが響いて浸っているところを度々中断されたことだ。他にも席はあったのに人の後ろに座っておいてそれはないよね?と心の狭い私は少し腹立たしく思った。

広大な宇宙を感じたとか言っておきながら本当に小さい女、nanakoである。


ってことで、ゲリラ豪雨のお陰で思いもかけず素敵な癒される週末になったのである。