***今日は、ドラマではないTVを見ながら思いつくままに書いてます***


「う・ば・ろ・ん・が」


それぞれ、1文字ずつのプラカードをゆる~いアニメのいろんな動物が持ってゆる~く行進している。

NHKの「ミュージックポートレイト」が、市川亀治郎×熊川哲也なのでそれを見ようと思ったのでチャンネルを合わせてたら始まった。


その動物たちが、涙もろい順(←みんな泣くんだ・・・)に並び変わると・・・

亀、ペンギン、カピパラ、しか、カブトムシの順番に。

プラカードは「がんばろう」に。(笑)


「よんきびう」も”状況によって”並び変わって「きんようび」に。(笑)


これって、「2355・0655デラックス」 だそうです。http://www.nhk.or.jp/e2355/#tokuban


きゃ~!←すでに「ミュージッグポートレイト」http://www.nhk.or.jp/portrait/top.html が始まっている。


熊川哲也の6曲目がQUEENの「キラー・クイーン」だ♪

英国ロイヤルバレエ団を退団して独立するときに勇気を得た曲だそうだ。


QUEENは中学生のときに友人の影響で聞き始めて衝撃を受け、その友人と二人で新幹線に乗ってQUEENのコンサートを見に行ったのを思い出した。両親には猛反対されたががんばって許してもらった。母から「あのとき、人生の一大事かと聞いたらそうだと答えたので驚いた」と、最近聞かされ自分でも驚いた。(笑)

でも、その後フレディが亡くなり二度と4人揃ったQUEENを観ることはできなくなったので、本当によかったと思っている。

あ~なつかしいいぃ~~~。


熊川哲也と言えば、英国ロイヤルバレエ団に在籍中に幸いにもそのロンドンでの舞台を観ることができたが、プリンシパルである彼が出てくると、客席が湧いたのに驚いたのを思い出した。日本人客はほとんどいなかっにも関わらす。。。

日本人としてほんの少し誇らしい気持ちになったものの、やはり、日本人だと思い知らされる顔の大きさや短い脚(ロイヤルバレエ団員に比べての話ですよ)に一瞬失望したが、そのジャンプ力や表現力はそんな外見を吹き飛ばすような凄いものだった。


彼が日本に帰ってきて間もなく自らのバレエ団を率いて、国際フォーラムでバレエ「コッペリア」を上演したのを見たのだが、その時は本当にひどかった。断言できる。

東京には世界中の超一流バレエ団がやってくるが、それを10年以上見続けていたし海外に出かけても必ずバレエ公演も観ているので、いいものとそうでもないものはいやでもわかってしまう。

あんな「コッペリア」を上演できてしまうなんてどう言う志なのか?とその時に思って以来、熊川氏に対する興味を失っていた。


が、今、亀治郎さんとの対談を聞いている限り、その志はとても素晴らしい。

もう一度彼が肉体的な限界を迎える前に観てみたいと思った。

だってこんなこと言ってるんだもん。(正確には再現してないと思うけど)

「才能は枯れることは無いと思う。でもビジュアルは確実に枯れて行く」


しかし、思うのだ。。。

マイヤ・プリセツカヤの「瀕死の白鳥」のステージをサントリーホールのガラ・コンサートで観て、人間の肉体があんなふうに動くのだろうか?コントロールできるのだろうか?と、驚愕し、その優美さにも心打たれた。

本当に白鳥に見える瞬間が何度もあったのだ。

その時、彼女は80歳近かったはずだ。

そのこと自体にも畏敬の念を抱かざるを得なかったが、その年齢を意識させることなくバレエ芸術の凄さを純粋に見せられたことの方が後から思うともっと凄かったかも。。。

だから、熊川さん、肉体的な衰えを凌駕するようなパフォーマンスいえ、芸術を是非見せてください!と。