向井君目当てなので、見ているだけの大河ドラマ。普通にドラマとしてこの大河ドラマ「江」を見る気はない。というよりも、普通に見ると本当に時間の無駄だと思えるからだ。

イラっとするとかそういう次元を超えているのが、この「江」だ。


【今週の向井理in徳川秀忠】

秀吉が子を亡くして悲嘆していると言う話を聞いて、またしても家康に喰ってかかる皮肉屋秀忠くん。

ティーンエージャーらしい反抗期と思えば、アリなのだろうが、いかんせん武士としての気品というか振る舞いが今一つで現代劇っぽい。

なんだろうな~、あのほんの少し残念な感じ・・・。

AKIRAなんて役者が本業じゃないけど、今の秀忠くんよりも説得力があるように見えるのはなぜ???

私の向井くん愛が足りないの?

因みに、AKIRAのことは全く興味も無いし好意も持っていない。

と、全く向井くん萌えのなかった「愛の嵐」であった。(笑)


【その他の感想】

部屋の片づけをしながら見ていたので、感想もいい加減なのをお断りしておく。

自分でもよくわからないので、番組HPからあら筋を。(笑)


秀吉(岸谷五朗)に切腹を命じられた利休(石坂浩二)はその身柄を3,000もの兵が囲む屋敷に移されていた。
 江(上野樹里)は秀吉に会い、利休の切腹を止めさせようとするが、秀吉は逃げるように部屋から出ていく。何とか利休に会おうとする江の前に秀勝(AKIRA)が現れる。2人は炭屋に変装をし、利休が捕らわれている屋敷にもぐり込むことに。利休を前に、秀吉に謝って生きてほしいと懇願する江。しかし、利休の決意を翻すことはできない。嵐の中、切腹に至る利休。悲しい知らせに涙する江。秀勝はその無念の思いを受け止め、江を抱きしめた。
 利休の切腹から5か月後、さらなる不幸が起こる。秀吉と淀(宮沢りえ)の子である鶴松がわずか3歳にして病死。悲しみに暮れる淀のもとに初(水川あさみ)や江が駆けつけるが、淀にはどんな言葉も届かない。
 一方秀吉は、激しい悲しみの中、全国の大名に朝鮮出兵の命を下す。さらに、関白の座を甥の秀次(北村有起哉)に譲り、自らは太閤となる。
 そんななか、江と秀勝の縁談が突如持ち上がる。



でも、思いの外今回は前半、イラっと率が低かった。


切腹を控えた千利休(石坂浩二)のちゃんとしたお芝居を堪能できたし、あり得ないけど秀勝(AKIRA)と炭屋に扮して会いに来た江(上野樹里)に相対しているときもとても素敵だった。この時は、石坂さんの素晴らしいお芝居のお陰かノダメヒメが隠れていたせいかもしれない。

それにしても、ノダメヒメの無茶な欲求のために、ここまでしてあげるなんて秀勝って余程惚れてるのねぇ。


なぜか、AKIRAは庭で様子をうかがっていて、ノダメヒメだけ利休が最後に点てるお茶をいただきながら遺言とも言えるお言葉をいただく。


「みんなが、笑うて暮らせる世の中にしてもらいたい」と。

このセリフ、タブチセンセのこの「江」で何度か聞いたことがあるけれど、去年のチャレンジ大河「龍馬伝」でも、龍馬(福山雅治)が何度も言っていたセリフだ。

これって、NHKの指令なの???


あと、落ち着いて見ることができたのが、おね(大竹しのぶ)と茶々(宮沢りえ)のやりとり。

でも、部分的に「ここは大丈夫だった」とか思いながら見るドラマってどうなのよ?



うわっ!っと思わず叫んでしまったシーン。(笑)

「なぜ、止めてくれんかった。そなた、利休に会いに行ったであろう。」

これって、利休切腹の後それを責めに来たノダメヒメに秀吉(岸谷吾朗)が言ったセリフ。

とことん、江姫中心主義なのね。。。


そして、秀勝が秀吉に頼んでノダメヒメと結婚した。

ここでも、秀勝がノダメヒメと暮らすと面白くなりそうだと言う。

なんかさぁ・・・入れ替わり立ち替わり「面白い女」だと言わせないと視聴者を説得できない脚本って、なんてプアなんでしょうね・・・。こんなところって、「龍馬伝」の脚本をイラっと思い出してしまうのである。

結局、「龍馬伝」のことを思い出すってなんなんでしょうね。(苦笑)


そう言えば、何が「愛の嵐」だったんだろう???